「文学部に編入したいけど、何を勉強すればいい?」
「文学部編入では英語が必要?」
「日本文学や英文学の専門知識は必要?」
「他学部から文学部へ編入できる?」
大学編入を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人もいると思います。
文学部への編入では、学科や専攻によって試験内容が大きく異なります。
例えば、英語・専門科目・面接を課す大学もあれば、小論文と面接を中心に選考する大学もあります。青山学院大学の文学部でも、英米文学科・フランス文学科・日本文学科・史学科でそれぞれ異なる試験内容が設定されています。
そのため、
「文学部編入だから英語と国語を勉強すればいい」
とは限りません。
この記事では、
- 文学部編入の試験科目
- 専門科目対策
- 英語対策
- 小論文・論文対策
- 面接対策
- 他学部からの編入
- 効率的な勉強法
について解説します。

🦊ネクからひとこと
文学部編入では、文学作品を読む力だけでなく、自分の考えを文章で説明する力も重要です。
まずは志望する学科を決めて、そこで求められる知識や能力を確認しましょう。
文学部への大学編入とは?
文学部への大学編入とは、現在通っている大学や短期大学などから、別の大学の文学部・人文学系学部へ移ることです。
文学部には、
- 日本文学
- 英文学
- フランス文学
- 哲学
- 歴史学
- 言語学
- 文化学
など、さまざまな分野があります。
そのため、同じ文学部でも学科によって学ぶ内容や編入試験の形式が大きく異なります。
実際に盛岡大学では、文学部の英語文化学科、日本文学科、社会文化学科などで3年次編入を募集しています。
文学部編入の試験科目は?
代表的な試験科目としては、
- 英語・外国語
- 専門科目
- 小論文・論文
- 面接
- 基礎学力試験
- 志望理由書などの書類
があります。
例えば、白百合女子大学の文学部では、書類審査・学力試験・面接を実施し、国語国文学科では国語学・国文学、英語英文学科では英語など、学科ごとに試験内容が設定されています。
文学部を受験するときは、まず志望学科の試験科目を確認することから始めましょう。
文学部編入の専門科目対策
専門科目がある場合は、志望学科の基礎知識を固めましょう。
例えば日本文学なら、
- 古典文学
- 近現代文学
- 文学史
- 国語学
- 作品研究
などです。
英文学なら、
- 英文学史
- 英米文学作品
- 文学批評
- 英語圏の文化
などが考えられます。
歴史学や哲学などを志望する場合も、それぞれの専門分野に合わせた準備が必要です。
重要なのは、用語を暗記するだけで終わらせないこと。
作品や思想について、
「なぜそう考えられるのか」
「どのような背景があるのか」
まで説明できるようにしておきましょう。
文学部編入の英語対策
英語が試験科目なら、まずは基本的な英語力を固めます。
おすすめは、
単語 → 文法 → 英文解釈 → 長文
の順番です。
文学部の編入試験では、一般的な長文読解だけでなく、文学・文化・人文科学に関係する文章が扱われる場合もあります。
そのため、英文を正確に読む力に加えて、文章の内容を整理して理解する力を身につけておきましょう。
また、大学によっては英語外部試験のスコアを利用する場合もあります。法政大学文学部の一部学科では、英語外部試験のスコアを利用する方式が採用されています。
小論文・論文対策
小論文や論文がある場合は、
知識+論理的に説明する力
を鍛えましょう。
例えば、
「文学作品が社会に与える影響について論じなさい」
「近代文学について、具体的な作品を挙げて論じなさい」
といったテーマが出た場合、
主張 → 根拠 → 具体例 → 結論
という流れを意識します。
文学作品について書く場合も、単なる感想文にならないよう注意しましょう。
「面白かった」「感動した」
だけではなく、
作品の表現や背景を根拠に、自分の考えを説明する
ことが大切です。
面接対策
面接がある場合は、
- なぜ文学を学びたいのか
- なぜこの学科なのか
- なぜ編入するのか
- 入学後に何を研究したいのか
- 卒業後に何をしたいのか
などを答えられるようにしておきましょう。
特に文学部では、
「なぜその分野を学びたいのか」
を具体的に話せることが重要です。
例えば、
「日本文学に興味があります」
だけではなく、
「○○という作品を読んだことをきっかけに、○○について研究したい」
のように、自分の興味と学びたい内容を結びつけておくと説明しやすくなります。
他学部から文学部へ編入できる?
可能です。
例えば、
経済学部 → 日本文学科
心理学部 → 哲学科
社会学部 → 英文学科
のように、現在とは異なる分野から編入できる場合があります。
実際に文学部・人文学系では、大学や学科によってさまざまな出願資格が設定されています。盛岡大学でも大学2年以上の在学・62単位以上の修得などを条件とする3年次編入制度があります。
ただし、専門科目の試験がある場合は、現在の専攻とは別に志望分野の基礎知識を身につける必要があります。
文学部編入の勉強法
おすすめは次の流れです。
STEP1 志望学科を決める
まずは日本文学、英文学、哲学、歴史など、自分が何を学びたいのかを決めます。
STEP2 試験科目を確認する
英語、専門科目、小論文、面接など、必要な対策を整理します。
STEP3 過去問を見る
過去問を確認して、
「どんな問題が出るのか」
「どの程度の知識が必要なのか」
を把握します。
STEP4 基礎を固める
専門科目があるなら基礎知識から。
英語なら単語・文法・読解から。
小論文なら文章構成や論述練習から始めましょう。
STEP5 過去問で仕上げる
最後は過去問を使って実戦練習を行います。
知識不足なのか、論述力なのか、時間配分なのか、自分の弱点を見つけて修正していきましょう。
文学部編入で注意したいこと
文学部を選ぶときは、編入後にどのような研究ができるのかを確認しておきましょう。
同じ文学部でも、
日本文学を中心に学ぶ大学と、文化・言語・歴史などを幅広く扱う大学では、学べる内容が大きく異なります。
また、3年次編入では、これまで修得した単位がどの程度認定されるかによって、卒業までの履修計画が変わることがあります。
編入前に、
「何を学べるか」
「どの先生のもとで研究できるか」
「卒業までにどのくらい単位が必要か」
を確認しておくと安心です。
文学部編入はこんな人におすすめ
例えば、
- 日本文学や外国文学を専門的に学びたい
- 文学作品を深く研究したい
- 哲学や歴史など人文学に興味がある
- 現在の専攻から人文学へ方向転換したい
- 読むことや文章を書くことが好き
- 人間や文化について深く考えたい
という人には、文学部への編入は選択肢の一つです。
まとめ
文学部への大学編入では、学科や専攻によって試験内容が大きく異なります。
英語。
専門科目。
小論文・論文。
面接。
など、必要な対策は志望校によって変わります。
そのため、
①志望学科を決める
↓
②試験科目を確認する
↓
③過去問を見る
↓
④必要な科目を勉強する
という順番で進めましょう。
専門科目がある場合は、志望分野の基礎知識を身につけるだけでなく、作品や思想について自分の考えを論理的に説明する力も鍛えておくことが大切です。
他学部から文学部への編入を考えている人も、最初から諦める必要はありません。
「文学部に行きたい」だけで終わらせず、「文学部で何を学びたいのか」まで明確にすること。
それが大学選びや試験対策、面接にもつながります。









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