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農学部への大学編入|試験科目・勉強法・対策

2026 8/29
大学編入
2026年8月29日

「農学部に編入したいけど、何を勉強すればいい?」

「農学部編入では、どんな専門科目が必要?」

「農学部って生物や化学を勉強すればいい?」

「文系や他学部から農学部へ編入できる?」

大学編入を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人もいると思います。

農学部への編入では、大学や学科によって試験科目や出題範囲が大きく異なります。

例えば、専門科目や英語、面接を課す大学もあれば、口頭試問と面接を中心に選考する大学もあります。

実際に、愛媛大学農学部では2027年度の第3年次編入で、食料・生命・生物系の分野を募集しており、選抜は口頭試問と面接で行われています。

また、信州大学農学部でも第3年次編入学を実施しており、農学生命科学科で生命・食品科学、食料生産システム科学、山岳圏森林・環境共生学などのコースを設けています。過去の小論文問題も公開されています。

さらに、酪農学園大学では2年次・3年次編入学試験を実施しており、3年次編入では小論文と面接による選抜が行われています。

このように、

「農学部編入だから生物と化学を勉強すればいい」

とは限りません。

この記事では、

  • 農学部編入の試験科目
  • 生物・化学などの基礎科目対策
  • 農学系専門科目の対策
  • 英語対策
  • 小論文対策
  • 面接・口頭試問対策
  • 他学部からの編入
  • 効率的な勉強法
  • 編入後の研究・単位認定で注意したいこと

について解説します。

大学編入について詳しく知りたい方はこちら

🦊ネクからひとこと

農学部編入は、「農業を勉強する」だけじゃないんだよな。

食品、生命、森林、環境、動物、植物、バイオテクノロジーなど、農学にはかなり幅広い分野があるぜ。

だから、まず自分が農学のどの分野を学びたいのかを決めて、それに合わせて大学と試験科目を選んでいこうな。

目次

農学部への大学編入とは?

農学部への大学編入とは、現在通っている大学や短期大学、高等専門学校などから、別の大学の農学部や農学系学部へ移ることです。

農学では、

  • 農業
  • 植物科学
  • 動物科学
  • 食品科学
  • 応用生命科学
  • 生物資源
  • 森林科学
  • 環境科学
  • 農業経済
  • 食料生産
  • バイオテクノロジー

など、さまざまな分野を学びます。

ただし、農学部の構成は大学によって大きく異なります。

植物や作物の生産を中心に学ぶ大学もあれば、食品・生命科学、森林・環境、動物、農業経済などを専門的に扱う大学もあります。

そのため、農学部への編入を考えるときは、「農学部に入りたい」だけではなく、「農学の中で何を専門にしたいのか」まで考えることが大切です。

農学部編入の試験科目は?

農学部編入で代表的な試験科目は、

  • 生物
  • 化学
  • 数学
  • 英語
  • 農学系専門科目
  • 小論文
  • 面接
  • 口頭試問
  • 書類審査

などです。

ただし、すべての大学でこれらが課されるわけではありません。

例えば、大学によっては生物・化学などの基礎科目に加えて農学系の専門科目を課す場合があります。

一方で、愛媛大学農学部の2027年度第3年次編入では、食料・生命・生物分野などについて口頭試問+面接という選抜方式が採用されています。

信州大学農学部でも第3年次編入学試験を実施しており、過去の小論文問題と出題意図を公開しています。

このように、「農学部」という括りだけで試験科目を判断しないことが重要です。

志望大学・学科を決めたら、必ず募集要項と過去問を確認しましょう。

農学部編入の生物対策

農学部編入で生物が試験科目になる場合は、まず基礎的な生物学を固めます。

例えば、

  • 細胞
  • 遺伝
  • DNA・RNA
  • タンパク質
  • 代謝
  • 植物生理
  • 動物生理
  • 生態
  • 進化
  • 微生物

などがあります。

農学では、生物学の知識が植物・動物・食品・生命科学など幅広い分野の土台になります。

そのため、単に用語を暗記するだけではなく、

「なぜこの現象が起こるのか」

「この遺伝子やタンパク質がどのような役割を持つのか」

といった仕組みまで理解しておきましょう。

また、実験結果やグラフ、表などを読み取って考察する問題にも対応できるようにしておくと安心です。

農学部編入の化学対策

食品、生命、応用生物、農芸化学などの分野を志望する場合、化学が重要になることがあります。

代表的な分野として、

  • 有機化学
  • 無機化学
  • 物理化学
  • 生化学
  • 分析化学

などがあります。

特に生命科学や食品系では、生体物質や化学反応について理解するために化学の基礎が役立ちます。

化学では、

「この反応を暗記する」

だけではなく、

「なぜこの反応が起こるのか」

まで理解することが重要です。

志望大学によって必要な範囲は異なるため、募集要項や過去問を確認し、出題される分野を優先して勉強しましょう。

農学系専門科目の対策

農学部では、生物や化学だけでなく、志望分野に応じた専門知識が必要になる場合があります。

植物・作物系

植物や作物を専門にする場合は、

  • 植物生理学
  • 作物学
  • 園芸学
  • 植物病理学
  • 育種学
  • 土壌学

などが代表的です。

植物の成長や栽培、品種改良、病害などについて理解しておきましょう。

動物・畜産系

動物系では、

  • 動物生理学
  • 畜産学
  • 動物栄養学
  • 繁殖学
  • 飼養学

などが考えられます。

動物の生理や栄養、繁殖、飼育などに関する基本的な知識を身につけておきましょう。

食品・生命科学系

食品や生命科学系なら、

  • 生化学
  • 微生物学
  • 食品化学
  • 分子生物学
  • 食品衛生学

などが重要になる場合があります。

森林・環境系

森林や環境分野なら、

  • 森林科学
  • 林学
  • 生態学
  • 環境科学
  • 土壌学
  • 水文学

などがあります。

森林や生態系、自然環境について幅広く学ぶことになります。

農学は非常に広い学問なので、すべての専門分野を勉強する必要はありません。

志望大学・学科の出題範囲と過去問を確認し、自分が受験する分野に必要な科目へ集中しましょう。

農学部編入の英語対策

英語が試験科目なら、まず基本的な英語力を固めます。

おすすめは、

単語 → 文法 → 英文解釈 → 長文

の順番です。

農学系では、

  • 食料
  • 農業
  • 生物
  • 環境
  • 食品
  • 遺伝子
  • バイオテクノロジー

などに関する英文が出題される場合があります。

そのため、一般的な英語力だけでなく、農学や生命科学に関する文章を正確に読み取る力も身につけておきましょう。

また、大学によっては英語外部試験を利用する場合もあります。

そのため、

「大学独自の英語試験なのか」

「TOEICなどの外部試験を利用するのか」

を早めに確認しておきましょう。

農学部編入の小論文対策

農学部編入では、小論文が選考に含まれる大学もあります。

例えば、

  • 食料問題
  • 食品安全
  • 環境問題
  • 農業の持続可能性
  • 地球温暖化
  • 生物多様性
  • 食料自給率
  • 農業技術
  • バイオテクノロジー

など、農学や社会に関係するテーマが考えられます。

小論文では、単に自分の意見を書くのではなく、

「テーマを正確に理解する」

↓

「自分の主張を明確にする」

↓

「理由や具体例を示す」

↓

「結論をまとめる」

という流れを意識しましょう。

また、信州大学農学部では第3年次編入学試験の過去3年分の小論文問題と出題意図を公開しています。

志望大学が過去問を公開している場合は、実際の出題テーマを確認しておくと対策しやすくなります。

面接・口頭試問対策

農学部編入では、面接や口頭試問が行われる場合があります。

面接では、

  • なぜ農学部に編入したいのか
  • なぜこの大学なのか
  • なぜこの学科・コースを選んだのか
  • 農学の中で何に興味があるのか
  • 入学後に何を研究したいのか
  • これまで何を学んできたのか
  • 卒業後に何をしたいのか

などを答えられるようにしておきましょう。

さらに口頭試問では、

「この植物の特徴を説明してください」

「この生物現象が起こる理由を説明してください」

「食品の安全性について説明してください」

といった専門的な質問を受ける可能性もあります。

そのため、専門科目は問題を解くだけではなく、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しておくことが重要です。

他学部から農学部へ編入できる?

可能です。

例えば、

理学部 → 農学部

工学部 → 農学部

生命科学系学部 → 農学部

環境系学部 → 農学部

など、近い分野から編入を目指すケースが考えられます。

また、農学は生物、化学、環境、食品など幅広い分野と関係しているため、現在の専攻を活かして別の農学分野へ進むことも考えられます。

一方で、文系学部などから農学部へ編入する場合は、生物・化学などの基礎知識や、志望分野に応じた専門知識を身につける必要があります。

また、大学によって出願資格や必要単位は異なります。

そのため、他学部から農学部を目指す場合は、「出願できるか」だけでなく、「試験に必要な生物・化学・専門科目を身につけられるか」まで確認することが重要です。

農学部編入の勉強法

おすすめは次の流れです。

STEP1 志望分野を決める

まず、

  • 植物・作物
  • 動物・畜産
  • 食品
  • 生命科学
  • 森林
  • 環境
  • 農業・食料
  • バイオテクノロジー

など、自分が専門にしたい分野を決めます。

農学は非常に幅広いため、ここを曖昧にしたまま勉強を始めないようにしましょう。

STEP2 募集要項を確認する

次に、

「何年次に編入できるのか」

「必要な単位は何か」

「生物や化学は出題されるのか」

「専門科目は何が必要なのか」

「英語外部試験は利用できるのか」

を確認します。

STEP3 過去問を見る

過去問が公開されている場合は、できるだけ早く確認しましょう。

農学部では、同じ「農学系」の試験でも、

生物中心なのか、化学中心なのか、専門科目中心なのか、小論文や面接中心なのか

によって必要な勉強が大きく変わります。

例えば信州大学農学部では、小論文の過去問と出題意図が公開されています。

過去問を見ることで、

「何を勉強すれば合格に近づけるのか」

を具体的にできます。

STEP4 生物・化学などの基礎を固める

生物なら細胞、遺伝、生理など。

化学なら有機化学、無機化学、物理化学など。

まずは志望大学で必要になる基礎科目を固めます。

いきなり専門的な内容へ進むのではなく、大学初年度レベルの基礎を確実に理解することを優先しましょう。

STEP5 農学系専門科目を仕上げる

基礎が固まったら、志望分野の専門科目へ進みます。

例えば植物系なら植物生理や作物学、食品系なら食品化学や生化学、環境系なら生態学や環境科学などです。

この段階では、

「用語を知っている」

から、

「その現象や仕組みを説明できる」

状態を目指しましょう。

STEP6 過去問・小論文で仕上げる

最後は過去問や小論文を使って実戦練習を行います。

確認するのは、

  • 知識不足
  • 生物・化学の理解不足
  • 専門用語の理解不足
  • 論理展開
  • 問題の読み違い
  • 時間配分

などです。

農学系では、知識を覚えるだけではなく、生物や環境、食料などの問題を科学的に考えて説明する力も重要です。

農学部編入で注意したいこと

農学部への編入では、入試だけでなく、編入後にどの分野を研究できるのかまで確認しておくことが重要です。

例えば、

「希望する研究室に所属できるのか」

「食品・生命・環境など、希望する分野を専門にできるのか」

「実験や実習をどの程度履修する必要があるのか」

などを確認しておきましょう。

また、3年次編入の場合でも、これまで修得した単位がすべてそのまま認定されるとは限りません。

特に農学では、生物・化学などの基礎科目から専門科目、実験・実習へと学習が積み上がっていくため、単位認定によって卒業までの履修計画が変わることがあります。

そのため、

「編入できる」=「必ず2年間で卒業できる」

とは考えず、単位認定や卒業要件を事前に確認しておくことが大切です。

農学部編入はこんな人におすすめ

例えば、

  • 植物や作物について専門的に学びたい
  • 食品や食料問題について研究したい
  • 動物や畜産について学びたい
  • 生命科学やバイオテクノロジーを研究したい
  • 森林や自然環境について学びたい
  • 農業や食料生産について研究したい
  • 環境問題や生物多様性について学びたい
  • 現在の専攻から農学分野へ進みたい
  • 将来、大学院進学や農林・食品・環境系の仕事を目指したい

という人には、農学部への編入は選択肢の一つです。

まとめ

農学部への大学編入では、大学や学科によって必要な試験科目や専門知識が大きく異なります。

生物。

化学。

数学。

農学系専門科目。

英語。

小論文。

面接・口頭試問。

など、必要な対策は志望先によって変わります。

そのため、

①志望する分野を決める

↓

②募集要項で試験科目・出願資格を確認する

↓

③過去問を見る

↓

④必要な生物・化学・専門科目を勉強する

↓

⑤過去問や小論文で実戦力をつける

という順番で進めましょう。

農学部編入では、単に生物や化学の用語を暗記するだけではなく、生物・食品・環境・食料などの問題を科学的に考え、その仕組みや理由を説明する力が重要です。

また、編入後にどの分野を研究できるのか、希望する研究室に所属できるのか、実験・実習をどの程度履修する必要があるのか、単位がどの程度認定されるのかまで確認しておくと、大学選びで失敗しにくくなります。

「農学部に行きたい」だけで終わらせず、「農学部で何を学び、どんな問題を研究したいのか」まで明確にすること。

それが大学選びにも、編入試験の対策にもつながります。

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この記事を書いた人

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はじめまして。『逆転編入ラボ』を運営しています。

高校では留年危機、模試でも下位でしたが、大学編入という制度を知り、偏差値45.0の大学から旧帝大への編入を実現しました。

このブログでは、大学編入の情報や勉強法、実体験を通して、学歴コンプレックスや進路に悩む人の役に立つ情報を発信しています。

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