「建築学部に編入したいけど、どんな大学がある?」
「建築学科の編入試験では何が出る?」
「建築系の専門学校から大学へ編入できる?」
「他学部から建築学部へ編入できる?」
「一級建築士を目指すために大学へ編入したい」
大学編入を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人もいると思います。
建築学部への編入では、大学によって出願資格、編入年次、試験科目、設計・製図、数学・物理、英語、面接などの条件が大きく異なります。
例えば、北海道科学大学では2027年度に工学部建築学科の編入学試験を実施しており、一般編入の募集人員は若干名となっています。
また、東京理科大学では2027年度の編入学試験で工学部建築学科を募集しており、工学部は書類審査、筆記試験、面接によって選考しています。
さらに、愛知淑徳大学でも2027年度に建築学部建築学科の編入学試験を実施しており、建築・まちづくり専攻と住居・インテリアデザイン専攻を設けています。
このように、「建築学部編入」と一括りにしても、大学や専攻によって試験内容や学びの方向性はかなり異なります。
この記事では、
- 建築学部への大学編入とは
- 建築学科・建築系学部の編入制度
- 建築学部編入の出願資格
- 2年次編入と3年次編入の違い
- 建築学部編入の数学対策
- 物理・構造力学の対策
- 建築計画・建築環境などの専門科目対策
- 建築設計・製図の対策
- 小論文対策
- 英語対策
- 面接対策
- 建築系専門学校から大学への編入
- 他学部から建築学部への編入
- 一級建築士などの資格を目指す場合の注意点
- 編入後の単位認定
- 効率的な勉強法
について解説します。

🦊ネクからひとこと
建築学部への編入は、「建築が好きだから」という理由だけで大学を選ぶと、あとから「思っていたより設計中心だった」「資格取得まで時間がかかる」といったことになる可能性がある。
建築設計をやりたいのか、構造を学びたいのか、都市計画を学びたいのか、インテリアや住環境を学びたいのか。
同じ建築でも、大学によって学べる内容はかなり違う。
特に一級建築士などの資格取得を目指す場合は、編入後に必要な指定科目や実習を履修できるのか、卒業まで何年かかるのかまで確認してから大学を選ぼう。
建築学部への大学編入とは?
建築学部への大学編入とは、現在通っている大学・短期大学・専門学校などから、別の大学の建築系学部・学科へ編入する制度です。
代表的な進学先として、
- 建築学部
- 工学部建築学科
- 理工学部建築系学科
- 芸術工学部建築系学科
- デザイン系学部の建築・住環境分野
- 都市・環境系学部の建築分野
などがあります。
建築分野では、
- 建築設計
- 建築計画
- 建築史
- 都市計画
- 建築構造
- 構造力学
- 建築環境
- 建築設備
- 建築材料
- 建築施工
- 住環境
- インテリアデザイン
- 建築・まちづくり
- 防災
- 都市・地域計画
など、さまざまな領域を学びます。
例えば愛知淑徳大学の建築学部には、建築・まちづくり専攻と住居・インテリアデザイン専攻があり、2027年度の編入学試験でも募集されています。
一方、東京理科大学のように工学部の中に建築学科を設置している大学もあります。
そのため、建築学部への編入では、
「建築を学びたい」
だけでは少し曖昧です。
「何を専門的に学びたいのか」
「設計・構造・環境・都市など、どの分野に興味があるのか」
「卒業後にどのような仕事をしたいのか」
まで考えておくことが重要です。
建築学部編入の試験科目は?
建築学部の編入試験で代表的な選抜方法は、
- 数学
- 英語
- 物理
- 建築専門科目
- 建築計画
- 建築構造
- 建築環境
- 建築史
- 設計・製図
- 小論文
- 面接
- 口頭試問
- 書類審査
などです。
ただし、すべての大学で同じ試験が行われるわけではありません。
例えば東京理科大学の2026年度編入学試験では、工学部建築学科で数学・英語・物理学・面接が試験科目となっていました。2027年度も工学部建築学科を編入学試験の募集対象としています。
一方、大学によっては専門科目や設計・製図などを組み合わせる場合もあります。
そのため、
「建築学部編入=設計製図」
とは限りません。
逆に、
「建築学科だから数学・英語だけ」
とも限りません。
志望大学の募集要項を確認し、大学・学科ごとに必要な科目へ絞って対策することが大切です。
建築学部編入の出願資格
建築学部への編入では、出願資格の確認も非常に重要です。
大学によって、
- 大学卒業者
- 大学卒業見込み者
- 大学で一定単位を修得した者
- 短期大学卒業者
- 高等専門学校卒業者
- 専門学校修了者
- 建築系の専門課程を修了した者
- 一定の学歴・単位要件を満たす者
など、条件が異なります。
例えば東京理科大学では、専修学校専門課程修了者について、修業年限2年以上かつ授業時間1,700時間以上などの条件を設けています。
また、大学によっては大学・短大・高専の卒業者だけでなく、一定の単位を修得した大学生や、条件を満たした専門学校修了者を編入対象としています。
そのため、
「大学生だから建築学部に編入できる」
「建築系専門学校を卒業したから、どの大学にも編入できる」
とは限りません。
出願前に、募集要項で自分の学歴・単位・専門学校の課程などが条件を満たしているかを確認しましょう。
建築学部の2年次編入と3年次編入
建築学部では、2年次編入と3年次編入のどちらか、または両方を実施している大学があります。
一般的には、
2年次編入
→ 建築の基礎から学び直しやすい
3年次編入
→ 建築設計や専門科目を中心に学びやすい
という違いがあります。
ただし、3年次編入だからといって、必ず2年間で卒業できるとは限りません。
建築系では、
- 設計演習
- 製図
- 専門必修科目
- 構造系科目
- 建築環境系科目
- 実験・実習
- 卒業設計
- 卒業研究
- 資格関連科目
などが関係する場合があるためです。
さらに、既修得単位の内容によって認定される科目が変わる可能性もあります。
したがって、
「3年次編入=絶対に2年間で卒業」
とは考えないようにしましょう。
建築学部編入の数学対策
建築系の編入試験では、数学が重要になる大学があります。
特に工学系の建築学科を受験する場合は、
- 微分積分
- ベクトル
- 数列
- 三角関数
- 方程式
- 図形
- 線形代数
など、大学ごとに指定された範囲を確認しましょう。
数学対策では、いきなり難しい問題に取り組むのではなく、
基礎公式を理解する
↓
基本問題を解く
↓
典型問題を繰り返す
↓
過去問に取り組む
↓
時間内に解く練習をする
という流れがおすすめです。
特に建築系では、数学の知識が構造力学などの専門科目につながることがあります。
そのため、
「試験に出るから数学を勉強する」
だけではなく、
「建築の専門科目を理解するための基礎として数学を使う」
という意識を持っておくとよいでしょう。
ただし、数学の出題範囲や必要なレベルは大学によって異なります。
志望大学の過去問や募集要項を確認し、必要な範囲に絞って勉強しましょう。
建築学部編入の物理・構造力学対策
建築学科の編入では、物理や構造系の知識が必要になる場合があります。
特に構造分野を目指す場合は、
- 力のつり合い
- モーメント
- 速度・加速度
- 力学
- 材料の性質
- 応力
- ひずみ
- 梁
- トラス
- 構造計算
などの基礎を理解しておきましょう。
例えば東京理科大学の建築学科編入では、数学・英語・物理学が試験科目となっていました。
そのため、建築学科を受験する場合は、志望大学によっては高校物理の復習から始める必要があります。
特に物理が苦手な人は、
力学の基礎
↓
力のつり合い
↓
モーメント
↓
材料力学・構造力学の基礎
という順番で進めると理解しやすくなります。
建築学部編入の専門科目対策
専門科目が課される場合は、建築学の基礎を整理しましょう。
代表的な分野として、
- 建築計画
- 建築史
- 都市計画
- 建築構造
- 構造力学
- 建築環境工学
- 建築設備
- 建築材料
- 建築施工
- 住環境計画
などがあります。
専門科目対策で重要なのは、用語を丸暗記するだけにしないことです。
例えば、
「なぜこの構造形式が使われるのか」
「建築物の断熱性能を高めると何が変わるのか」
「都市計画によって街の環境がどう変化するのか」
など、建築と社会・環境との関係まで理解しておきましょう。
また、建築は分野同士のつながりが強いのも特徴です。
例えば構造を学ぶ場合でも、材料や施工、設計との関係を理解していると、知識を整理しやすくなります。
ただし、すべての大学で建築専門科目が出題されるわけではありません。
まずは志望大学の試験科目を確認し、出題される分野を優先して勉強することが大切です。
建築学部編入の設計・製図対策
建築系の編入を考えている人の中には、設計や製図が必要なのか気になる人もいるでしょう。
大学によっては、
- 建築設計
- 設計課題
- 製図
- デザイン課題
- 図面作成
- 空間構成
- プレゼンテーション
などを評価する場合があります。
この場合、
図面をきれいに描けるだけでは十分ではありません。
敷地や条件を読み取り、
「誰が使う建築なのか」
↓
「どのような空間が必要なのか」
↓
「どのような配置にするのか」
↓
「なぜこの設計にしたのか」
という考え方まで身につけることが重要です。
また、設計試験がある場合は、時間内に課題を完成させる練習も必要です。
普段から、
課題を読む
↓
条件を整理する
↓
エスキスをする
↓
図面を作成する
↓
プレゼンテーションをまとめる
という流れを繰り返しておきましょう。
ただし、すべての建築系編入試験で設計・製図が行われるわけではありません。
そのため、志望大学の過去問や募集要項を確認してから対策を始めましょう。
建築学部編入の小論文対策
建築系の編入では、小論文や文章による課題を課す大学もあります。
テーマとしては、
- 建築と環境
- 建築と地域社会
- 都市問題
- 空き家問題
- 少子高齢化と住宅
- 防災と建築
- 持続可能な建築
- 地域活性化
- バリアフリー
- 建築と文化
- まちづくり
- 住宅問題
などが考えられます。
ただし、単に「建築が好き」という感想を書くのではありません。
基本的には、
「テーマを理解する」
↓
「問題や背景を整理する」
↓
「具体例を挙げる」
↓
「建築の視点から考える」
↓
「自分の考えをまとめる」
という流れを意識しましょう。
例えば「空き家問題」がテーマなら、
なぜ空き家が増えているのか
↓
地域や住宅環境にどのような影響があるのか
↓
建築・都市計画の観点からどのような活用方法が考えられるのか
まで考えると、内容を深めやすくなります。
建築学部編入の英語対策
英語が必要な大学を受験する場合は、
単語 → 文法 → 長文読解
の順番で基礎を固めましょう。
建築・工学分野では、
- architecture
- building
- structure
- design
- construction
- environment
- urban
- city
- housing
- material
- energy
- sustainability
などの語彙にも慣れておくと安心です。
ただし、すべての建築学部編入で英語が必要とは限りません。
例えば東京理科大学の工学部建築学科では、編入学試験の試験科目に英語が含まれています。
一方、大学によっては小論文や面接などを中心とした選抜を行う場合もあります。
そのため、
「建築学科だから英語が必要」
と決めつけるのではなく、
「志望大学・学科では英語が何点分必要なのか」
まで確認しましょう。
建築学部編入の面接対策
建築学部の編入では、面接を課す大学もあります。
面接では、
- なぜ建築を学びたいのか
- なぜこの大学なのか
- なぜ編入という方法を選ぶのか
- なぜこの専攻なのか
- 大学で何を学びたいのか
- 興味のある建築分野は何か
- これまで建築について何を学んできたのか
- 興味のある建築物は何か
- 将来どのような仕事をしたいのか
- 建築士などの資格を目指すのか
などを整理しておきましょう。
特に、
「なぜ建築なのか」
は重要です。
例えば、
「住宅設計について専門的に学びたい」
「都市計画について研究したい」
「建築構造について学びたい」
「環境に配慮した建築について学びたい」
「インテリア・住環境について学びたい」
など、自分の目的を具体的にしておきましょう。
また、
「なぜ1年次からではなく編入なのか」
についても説明できるようにしておくと安心です。
これまで学んできたことと、編入後に学びたいことをつなげて説明できるようにしましょう。
建築系専門学校から大学へ編入できる?
可能なケースがあります。
ただし、すべての建築系専門学校卒業者が、どの大学にも編入できるわけではありません。
大学によって、
- 専門課程の修業年限
- 総授業時間数
- 大学入学資格
- 修得単位
- 専門分野
- 卒業時期
などの条件があります。
例えば東京理科大学では、専修学校専門課程について修業年限2年以上、授業時間1,700時間以上などの条件を示しています。
また、大学によっては専門学校での学習内容や取得単位を確認したうえで、編入後の履修計画を決める場合があります。
そのため、専門学校から大学を目指す場合は、
「建築系専門学校を卒業すれば編入できる」
と考えるのではなく、自分の専門学校の課程が志望大学の出願資格に該当するかを確認しましょう。
他学部から建築学部へ編入できる?
他学部から建築学部への編入が可能な大学もあります。
例えば、大学で一定の単位を修得したことを条件として編入を受け入れている大学があります。
そのため、
工学系 → 建築学科
デザイン系 → 建築・住環境系
芸術系 → 建築・空間デザイン系
都市・地域系 → 建築・まちづくり系
など、これまでの学びを建築分野につなげる進路も考えられます。
ただし、建築系では専門的な設計・構造・環境などの科目が多いため、他学部から編入すると、既修得単位が建築の専門科目として認定されない可能性があります。
また、数学や物理、製図など、これまで履修していなかった科目を編入後に学ぶ必要が出てくる場合もあります。
したがって、他学部から建築学部を目指す場合は、
「出願できるか」
だけではなく、
「編入後にどの科目を履修する必要があるのか」
まで確認しましょう。
建築士などの資格取得を目指す場合の注意点
建築学部への編入を考える人の中には、一級建築士や二級建築士などの資格取得を目指している人もいるでしょう。
ここは特に注意が必要です。
大学に編入したからといって、必ず希望する資格を最短期間で取得できるとは限りません。
確認したいのは、
- 建築士試験に関係する指定科目を履修できるか
- 編入生でも必要な科目を履修できるか
- 既修得単位がどこまで認定されるか
- 設計・製図などの必修科目が残っているか
- 実験・実習が必要なのか
- 卒業までに必要な単位数
- 資格取得までに必要な期間
などです。
特に3年次編入の場合、
「2年間で大学を卒業できる」
ことと、
「資格取得に必要な科目をすべて2年間で履修できる」
ことは別問題です。
そのため、資格取得を目的として編入する場合は、大学の編入担当窓口などに事前に確認しておきましょう。
建築学部編入後の単位認定に注意
建築学部への編入では、既に修得した単位がどの程度認定されるのかも重要です。
確認したいのは、
- 既修得単位が何単位認定されるのか
- 一般教養科目はどこまで認定されるのか
- 建築専門科目として認定されるのか
- 必修科目がどこまで認定されるのか
- 製図・設計科目が残るのか
- 構造系科目が残るのか
- 実験・実習が必要なのか
- 卒業設計・卒業研究が必要なのか
- 卒業まで何年かかるのか
などです。
建築系では、単純に「何単位持っているか」だけではなく、どのような科目を履修してきたのかが重要になる場合があります。
そのため、
「3年次編入だから2年間で卒業できる」
と最初から決めつけないようにしましょう。
建築学部編入の勉強法
おすすめは次の流れです。
STEP1 学びたい建築分野を決める
まず、
建築設計を学びたいのか
建築構造を学びたいのか
建築環境について学びたいのか
都市計画を学びたいのか
住環境・インテリアを学びたいのか
を考えます。
「建築について学びたい」というだけでは、大学や学科を絞りにくいからです。
STEP2 将来の仕事・資格を考える
次に、
建築士を目指すのか
建築設計に関わりたいのか
ゼネコンや建設会社で働きたいのか
都市計画・まちづくりに関わりたいのか
住宅・インテリア分野に進みたいのか
など、自分の目標を整理します。
もちろん、編入時点で具体的な職業が決まっていなくても構いません。
ただし、なぜ建築を大学で学びたいのかは説明できるようにしておきましょう。
STEP3 出願資格を確認する
募集要項を確認して、
- 学歴
- 修得単位
- 専門学校の課程
- 編入年次
- 建築分野の履修経験
- その他の条件
などを確認します。
ここを確認せずに勉強を始めないようにしましょう。
STEP4 試験科目を確認する
次に、
数学なのか
英語なのか
物理なのか
建築専門科目なのか
設計・製図なのか
小論文なのか
面接なのか
を確認します。
例えば東京理科大学では工学部建築学科の編入学試験を実施しており、工学部の選考は書類審査、筆記試験、面接によって行われています。
STEP5 必要な基礎科目を勉強する
筆記試験がある場合は、
- 数学
- 英語
- 物理
- 建築計画
- 建築構造
- 建築環境
- 建築史
など、志望大学で必要な科目を中心に勉強します。
特に数学や物理が必要な大学を受験する場合は、基礎を飛ばさないことが重要です。
STEP6 設計・製図が必要なら練習する
設計・製図が必要な大学を受験する場合は、早めに練習を始めます。
重要なのは、
「図面をきれいに描く」
だけではありません。
課題条件を読み取り、
「どのような建築が必要なのか」
を考え、それを図面として表現する力を身につけましょう。
また、本番と同じ時間制限で制作する練習も行います。
STEP7 小論文・面接を仕上げる
最後に、
「なぜ建築を学びたいのか」
「なぜこの大学なのか」
「なぜこの専攻なのか」
「なぜ編入なのか」
「大学で何を学びたいのか」
「将来どうなりたいのか」
を整理します。
これまでの経験と編入後の学習内容がバラバラにならないように、
これまでの経験 → 現在の興味 → 編入後に学びたいこと → 将来
という流れを作っておくと、説得力を出しやすくなります。
建築学部への編入はこんな人におすすめ
例えば、
- 建築系の専門学校から大学へ進学したい
- 建築を体系的に学びたい
- 建築設計について専門的に学びたい
- 建築構造について学びたい
- 建築環境・設備について学びたい
- 都市計画やまちづくりを学びたい
- 住環境・インテリアについて学びたい
- 建築士を目指したい
- 建設業界への就職を目指したい
- 建築・都市に関する研究をしたい
- 他分野から建築を専門的に学び直したい
という人には、建築学部への編入が選択肢になります。
まとめ
建築学部への大学編入では、大学だけでなく学科・専攻によって出願資格・編入年次・試験科目・設計・製図・専門科目などの条件が大きく異なります。
そのため、
①学びたい建築分野を決める
↓
②将来の仕事・資格を考える
↓
③出願資格を確認する
↓
④編入年次を確認する
↓
⑤試験内容を確認する
↓
⑥必要な数学・英語・物理・専門科目・設計・製図・小論文・面接などを対策する
という順番で進めましょう。
特に重要なのは、「建築学部に編入できるか」だけで大学を選ばないことです。
建築設計を学びたいのであれば設計演習や制作環境、構造を学びたいのであれば構造系の授業、都市計画を学びたいのであればまちづくりや都市系のカリキュラムなど、自分が専門的に学びたい分野に合った大学・学科を選ぶことが重要です。
また、建築系では3年次編入であっても、既修得単位や専門必修科目、設計・製図、実験・実習などの関係で、卒業までの期間が延びる可能性があります。
資格取得を目指す場合も、編入できることと、編入後に必要な資格科目をすべて履修できることは別問題です。
だからこそ、大学選びでは、
「どこに編入できるか」
だけではなく、
「編入後に何を学び、どの分野を専門にして、どのような資格や仕事につなげたいのか」
まで考えておきましょう。
建築は、単に建物を設計するだけの分野ではありません。
構造、環境、設備、都市計画、住宅、インテリア、歴史、まちづくりなど、さまざまな分野と関わっています。
自分が建築のどの部分に興味を持っているのかを明確にして、それに合った大学・学科を選ぶことが、編入後の学習や将来の進路につながります。









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