「観光学部に編入したいけど、編入できる大学はある?」
「観光学部の編入試験では何が出る?」
「ホテルや旅行について大学で専門的に学びたい」
「地域振興やまちづくりを学べる大学に編入したい」
「他学部から観光学部へ編入できる?」
大学編入を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人もいると思います。
観光学部への編入では、大学によって編入年次、出願資格、試験科目、選考方法などが異なります。
また、「観光学」といっても、大学によって学べる内容はさまざまです。
例えば、
- 観光政策
- 観光まちづくり
- ホテル・宿泊
- 旅行・ツーリズム
- 地域振興
- 国際観光
- 観光ビジネス
- 航空・交通
- インバウンド
- 観光マーケティング
などがあります。
そのため、「観光について学びたい」というだけで大学を選ぶのではなく、編入後に何を学びたいのかまで考えることが重要です。
実際に、大阪観光大学では2年次型・3年次型の編入学選抜を実施しており、一般型では書類選考・小論文・個人面接によって選考されています。
また、城西国際大学の観光学科でも編入学試験が設けられており、出願書類・小論文・面接などを通して観光分野への知識や目的意識が評価されています。
この記事では、
- 観光学部への大学編入とは
- 観光学部で学べること
- 観光学部の編入制度
- 2年次編入と3年次編入
- 編入試験の出願資格
- 編入試験の試験科目
- 英語対策
- 小論文対策
- 面接対策
- ホテル・旅行業界を目指す場合
- 地域振興・観光まちづくりを学びたい場合
- 他学部から観光学部への編入
- 編入後の単位認定
- 効率的な勉強法
について解説します。

🦊ネクからひとこと
観光学部への編入を考えるなら、まず「観光の何を学びたいのか」を決めよう。
ホテルや旅行業界を目指しているなら、観光ビジネスやホスピタリティを学べる大学。
地域活性化やまちづくりに興味があるなら、観光政策や地域振興を学べる大学。
海外やインバウンドに興味があるなら、国際観光や語学を重視する大学。
というように、自分の目的に合った大学を選ぶことが大切。
また、観光学部の編入試験では、英語だけでなく小論文や面接を重視する大学もある。
「観光だから英語だけ勉強すればいい」と考えず、志望大学の募集要項を確認してから対策を始めよう。
観光学部への大学編入とは?
観光学部への大学編入とは、現在通っている大学や短期大学などから、別の大学の観光学部・観光学科などへ移る制度です。
観光系の学部・学科では、
- 観光学
- 国際観光
- 観光ビジネス
- 観光政策
- 地域観光
- ホスピタリティ
- ホテル
- 旅行
- 航空
- 地域振興
など、幅広いテーマを学びます。
観光学は単に「旅行について学ぶ学問」ではありません。
観光客の行動や観光産業、地域社会、文化、経済などを幅広く扱い、観光を通じて地域や社会を考える学問でもあります。
そのため、ホテルや旅行会社への就職を目指す人だけでなく、
「地域を盛り上げたい」
「地方創生について学びたい」
「インバウンドについて研究したい」
といった目的を持つ人にも向いています。
観光学部の編入制度
観光系の学部・学科には、編入学制度を設けている大学があります。
例えば大阪観光大学では、2027年度の編入学選抜で2年次型と3年次型を設けています。
3年次型では、大学に2年以上在学して62単位以上を修得していることなどが出願資格の一つとなっています。
選考は、書類選考・小論文・個人面接を総合して行われます。
また、長崎国際大学でも国際観光学科の2年次・3年次編入学・転入学試験を実施しています。2027年度は書類審査、小論文、面接による選考となっています。
このように、観光系の編入では、小論文や面接を中心とした選考を行う大学もあります。
ただし、すべての大学が同じ試験方式ではありません。
大学によっては英語などの筆記試験を課す場合もあるため、必ず志望大学の募集要項を確認しましょう。
2年次編入と3年次編入
観光学部の編入では、2年次編入と3年次編入の両方があります。
2年次編入では、大学での基礎的な学習を行いながら、観光分野の専門科目を学んでいくことになります。
一方、3年次編入では、より早い段階から専門的な授業やゼミなどに参加できる可能性があります。
ただし、3年次編入だから必ず2年間で卒業できるとは限りません。
編入前の大学で取得した単位がどこまで認定されるかによって、卒業までに必要な履修科目が変わるためです。
例えば、大阪観光大学では2年次型と3年次型の編入学選抜を実施しています。
そのため、大学を選ぶ際には編入年次だけでなく、単位認定や卒業までの履修計画も確認しておきましょう。
観光学部編入の出願資格
編入学試験では、大学ごとに出願資格が設定されています。
例えば、
- 大学を卒業している
- 短期大学を卒業している
- 大学に一定期間在学している
- 一定数の単位を修得している
- 専門学校を修了している
などです。
大阪観光大学では、3年次型について大学に2年以上在学し62単位以上を修得していることなどが出願資格として定められています。2年次型では大学に1年以上在学し31単位以上を修得していることなどが条件の一つです。
ただし、出願資格は大学によって異なります。
そのため、
「大学生だから観光学部に編入できる」
とは限りません。
志望大学の募集要項を確認し、自分が出願資格を満たしているかを最初に確認しましょう。
観光学部編入の試験科目
観光学部の編入試験では、大学によってさまざまな選考方法が採用されています。
代表的なのは、
- 英語
- 小論文
- 面接
- 口頭試問
- 書類審査
- 志望理由書
- 基礎学力試験
などです。
例えば大阪観光大学では、一般型の2年次・3年次編入ともに、書類選考・小論文・個人面接を総合して選考しています。
また、城西国際大学の観光学科では、編入学試験において出願書類と小論文、面接などを通して、観光分野の知識や思考力、目的意識などを評価しています。
したがって、観光学部の編入では、
「英語+専門科目」という一般的な筆記試験だけを想定するのではなく、小論文・面接まで含めて対策すること
が重要です。
英語対策
英語が試験科目になっている場合は、まず基礎的な英文読解力を身につけましょう。
基本的には、
単語 → 文法 → 長文
の順番で進めます。
観光分野では、
- tourism
- travel
- hospitality
- hotel
- destination
- tourism industry
- tourism policy
- sustainable tourism
- cultural heritage
- inbound tourism
- regional development
などの専門用語にも慣れておくと役立ちます。
また、観光は国際的なテーマとも関係が深いため、英語のニュースや観光に関する英文を読む練習も有効です。
ただし、英語が試験科目に含まれていない大学もあります。
英語が課されない大学を志望するのであれば、英語に必要以上の時間を使う必要はありません。
小論文対策
観光学部の編入では、小論文が重要になる場合があります。
特に、
- オーバーツーリズム
- インバウンド
- 地方創生
- 観光まちづくり
- 持続可能な観光
- 地域活性化
- 観光公害
- 観光資源
- 文化財と観光
- 観光と環境問題
などは、観光学と関係の深いテーマです。
例えば、
「観光客が増えることは地域にとってメリットだけなのか」
「地域住民と観光客が共存するためには何が必要か」
といったテーマについて、自分の考えを論理的に説明する練習をしておきましょう。
小論文では、
問題提起
↓
現状・背景
↓
課題
↓
解決策
↓
自分の考え・結論
という流れを意識すると書きやすくなります。
単に、
「観光客を増やせば地域が活性化する」
と書くだけではなく、
「観光客を増やすことでどのような問題が起こるのか」
まで考えることが重要です。
面接対策
観光学部の編入では、面接対策も重要です。
特に、
- なぜ観光を学びたいのか
- なぜこの大学なのか
- なぜ編入するのか
- 現在の大学では何を学んでいるのか
- 編入後に何を研究したいのか
- 卒業後に何をしたいのか
について説明できるようにしておきましょう。
例えば、
「ホテルで働きたいから観光学部に行きたい」
だけでは少し弱い場合があります。
そこから、
「ホテル業界でどのような仕事をしたいのか」
「そのために観光学の何を学びたいのか」
まで掘り下げておくと、志望理由に説得力が出ます。
地域振興を目指す場合も、
「地方を盛り上げたい」
だけではなく、
「どの地域の、どのような課題を、観光によってどう解決したいのか」
まで考えておくとよいでしょう。
ホテル・旅行業界を目指す場合
観光学部への編入を考える人の中には、ホテルや旅行会社などへの就職を目指している人も多いでしょう。
その場合は、
- ホスピタリティ
- 観光ビジネス
- ホテル経営
- 旅行業
- 観光マーケティング
- 接客
- インバウンド
などを学べる大学を探してみましょう。
ただし、ホテルや旅行業界に就職するために、必ず観光学部を卒業しなければならないわけではありません。
そのため、
「なぜ観光学を大学で学ぶ必要があるのか」
を自分なりに説明できるようにしておくことが大切です。
「ホテルで働きたい」という将来像と、「観光学部で何を学ぶのか」がつながっていれば、志望理由にも一貫性が生まれます。
地域振興・観光まちづくりを学びたい場合
観光学部では、地域振興やまちづくりについて学べる大学もあります。
例えば、
- 地域観光
- 観光政策
- 地域ブランド
- 地域文化
- 観光資源
- 地方創生
- 地域マーケティング
などです。
地域振興を目的に編入するなら、観光客を増やすことだけではなく、
「地域住民にどのようなメリットがあるのか」
まで考えることが重要です。
観光によって地域経済が活性化する一方で、混雑や騒音、ごみ問題、自然環境への負荷などが発生する場合もあります。
こうしたメリットと課題の両方を考えられると、観光学の学習にもつながります。
他学部から観光学部へ編入できる?
他学部から観光学部への編入を目指すことも可能です。
例えば、
経営学 → 観光ビジネス
経済学 → 地域観光・観光政策
外国語学 → 国際観光・インバウンド
地域系学部 → 観光まちづくり
社会学 → 観光社会学
など、これまでの学習を編入後の専門分野につなげられます。
もちろん、現在の専攻と観光学が直接関係していなくても、編入を目指せる場合があります。
例えば文学や法学などから観光学部への編入を考える場合は、
「なぜ現在の分野から観光学へ移りたいのか」
を明確にしておきましょう。
面接では、
「これまで何を学んだか」
↓
「なぜ観光に興味を持ったのか」
↓
「編入後に何を学びたいのか」
↓
「卒業後にどう活かしたいのか」
という流れで説明すると、志望理由を整理しやすくなります。
編入後の単位認定に注意
編入試験に合格した後のことも考えておきましょう。
特に確認したいのが、
- 既修得単位の認定
- 必修科目
- 専門科目
- ゼミ・演習
- 卒業研究
- 卒業までの期間
です。
編入前の大学で修得した単位がすべて観光学部の専門科目として認定されるとは限りません。
そのため、
「3年次編入だから2年間で卒業できる」
と最初から決めつけるのではなく、編入後の履修計画を確認しておきましょう。
観光学部編入の効率的な勉強法
最後に、これから観光学部への編入対策を始める人向けに、勉強の流れをまとめます。
STEP1 観光の何を学びたいのか決める
まず、
ホテル・旅行なのか
地域振興なのか
国際観光なのか
観光ビジネスなのか
を明確にします。
ここが決まると、大学選びがかなり楽になります。
STEP2 編入制度のある大学を探す
次に、
- 編入制度の有無
- 編入年次
- 出願資格
- 募集人数
- 試験科目
- 単位認定
- カリキュラム
を確認します。
特に、同じ観光学部でも大学によって専門分野がかなり異なるため、カリキュラムまで確認することが大切です。
STEP3 過去問・募集要項を確認する
試験科目が分かったら、過去問や募集要項を確認します。
英語があるなら英語。
小論文があるなら観光関連のテーマ。
面接があるなら志望理由。
というように、試験内容に合わせて対策しましょう。
STEP4 観光ニュースをチェックする
観光分野は社会情勢と関係が深いため、普段から観光に関するニュースをチェックしておきましょう。
特に、
- インバウンド
- オーバーツーリズム
- 地方創生
- 観光政策
- ホテル業界
- 航空業界
- 観光と環境
などは、小論文や面接の話題にもつながります。
STEP5 面接対策をする
最後に、
「なぜ観光を学びたいのか」
「なぜこの大学なのか」
「編入後に何を学びたいのか」
「卒業後に何をしたいのか」
を整理します。
この4つに一貫性があれば、志望理由もかなり作りやすくなります。
まとめ
観光学部への大学編入では、「観光の何を学びたいのか」を最初に明確にすることが重要です。
観光学といっても、
- ホテル
- 旅行
- 観光ビジネス
- 国際観光
- 地域振興
- 観光まちづくり
- 観光政策
など、学べる分野は幅広くあります。
また、観光系の編入試験では、大学によって2年次・3年次編入が設けられており、小論文や面接を中心に選考する大学もあります。
そのため、
①観光の何を学びたいのか決める
↓
②目的に合った大学を探す
↓
③編入年次・出願資格を確認する
↓
④試験科目を確認する
↓
⑤英語・小論文・面接など必要な対策をする
という順番で進めましょう。
特に、観光学部への編入では、「観光に興味がある」というだけでなく、「編入後に何を学び、それを将来どう活かしたいのか」まで考えておくことが大切です。
ホテルや旅行業界を目指す人も、地域振興や観光まちづくりを目指す人も、自分の目的に合った大学を選びましょう。
そして、編入制度や出願資格、試験科目は大学によって異なるため、受験する年度の募集要項を必ず確認してください。









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