「大学編入の小論文は何から勉強すればいい?」
「小論文の書き方が分からない」
「大学編入の小論文対策におすすめの参考書を知りたい」
大学編入では、小論文が試験科目になっている大学・学部もあります。
しかし、小論文は英語や専門科目と違って、「何を覚えればいいのか」「どの参考書を使えばいいのか」が分かりにくい科目です。
さらに、編入試験の小論文では、単に自分の意見を書くのではなく、課題文や資料を読み取ったうえで論述したり、志望学部に関連するテーマについて考えたりすることもあります。実際に、大学によって小論文の出題形式や求められる内容は異なります。
そのため、
「小論文なら、この参考書を買えば合格できる」
という教材があるわけではありません。
まずは志望校の募集要項や過去問を確認し、どのような形式の小論文が出題されるのかを把握しましょう。
そのうえで、
- 小論文の書き方
- 文章の構成
- 課題文の読み取り
- 社会・人文系のテーマ
- 時事問題
- 実際の問題演習
など、自分に必要な教材を選ぶことが大切です。
この記事では、大学編入の小論文対策に使いやすい参考書・問題集を7冊紹介します。
- 小論文を初めて勉強する人
- 小論文の書き方が分からない人
- 課題文を読んで論述する力を身につけたい人
- 社会・人文系のテーマを勉強したい人
- 小論文の演習量を増やしたい人
- 大学編入の小論文対策をしたい人
は、ぜひ参考にしてください。

🦊ネクからひとこと
小論文って、最初は「何を書けばいいの?」ってなりやすいよね。
でも、いきなり難しいテーマについて何本も書く必要はないよ。
まずは、小論文の基本的な書き方や構成を理解すること。
そのあとに、
「いろいろなテーマについて知識を増やす」
「実際に文章を書く」
「過去問で練習する」
という順番で進めていけばOK。
そして、一番大事なのは志望校の過去問を確認すること。
大学によって、テーマ型・課題文型・資料型など出題形式が違うから、自分の志望校に必要な対策を確認してから参考書を選ぼうね。
大学編入の小論文におすすめの参考書・問題集7選
ここからは、大学編入の小論文対策におすすめしたい参考書・問題集を7冊紹介します。
今回は、
小論文の基礎 → 書き方 → テーマ・知識 → 問題演習
という流れで、初心者から実戦対策まで進められるように選びました。
ただし、7冊すべて購入する必要はありません。
志望校の出題形式や、自分の現在のレベルに合わせて必要な教材を選んでください。
1. 『完全版 小論文これだけ!超基礎編』
小論文を初めて勉強する人に、まずおすすめしたいのが『完全版 小論文これだけ!超基礎編』です。
2025年11月に発売された「小論文これだけ!」シリーズの完全版で、小論文の書き方と、答案を書くための基礎知識をまとめて学べる構成になっています。
小論文対策では、いきなり問題を解くよりも、まず基本的な文章構成や論述の考え方を理解しておくことが大切です。

- 小論文の基本的な書き方を学べる
- 文章構成の型を理解しやすい
- 基礎知識と書き方をまとめて学べる
- 最新のテーマも扱っている
- 編入試験専用の教材ではない
- 志望校によっては追加の対策が必要になる
- これ一冊で実戦演習まで完成するわけではない
小論文をこれから始めるなら、まず本書で基本的な書き方を理解してみるとよいでしょう。
https://item.rakuten.co.jp/book/18375675
2. 『大学入試 最速で合格をつかむ 小論文の書き方』
小論文の書き方を基礎から学びたい人には、今道琢也の『大学入試 最速で合格をつかむ 小論文の書き方』もおすすめです。

- 小論文の基本から学べる
- 課題文付きの問題にも対応できる
- 図表を使った問題の練習にもなる
- よくある失敗を確認できる
- 大学編入専用の教材ではない
- 志望校独自の出題形式には別途対策が必要
- ある程度基礎を身につけた人には簡単に感じる場合がある
問題文だけの小論文から、課題文付き、図表付きの問題まで、出題形式を段階的に学べる構成になっています。
編入試験では課題文や資料を読み取ってから論述する形式もあるため、単純なテーマ型だけでなく、複数の形式に慣れておくと安心です。
「小論文の書き方そのものが分からない」という人は、こうした基礎教材から始めるとよいでしょう。
https://item.rakuten.co.jp/booksdream/1-241002286341
3. 『2027新小論文ノート』
実際の問題を使って小論文の演習をしたい人には、『2027新小論文ノート』がおすすめです。
代々木ゼミナールが編集した教材で、大学入試の小論文に必要な読解力・思考力・表現力を養うことを目的としています。人文科学系・社会科学系・自然科学系・医療系・英文型など、さまざまなジャンルの問題が収録されています。

- 実際の小論文問題で演習できる
- 幅広い分野のテーマを扱っている
- 解答例や添削例を確認できる
- 読解力・思考力・表現力をまとめて鍛えられる
- 大学編入専用ではない
- 問題数が多く、すべて取り組むと時間がかかる
- 志望校の出題傾向とは合わない問題もある
小論文の基本を身につけた後、実際に文章を書く練習をしたい人に向いています。
https://item.rakuten.co.jp/book/18673924
4. 『小論文これだけ!人文・情報・教育編』
人文系・教育系などのテーマについて小論文対策をしたい人には、『小論文これだけ!人文・情報・教育編』も候補になります。

- 人文・情報・教育系のテーマを学べる
- 小論文に使える知識を増やせる
- 模範解答を参考にできる
- 特定の分野に内容が偏っている
- 編入試験専用の教材ではない
- 志望学部によっては別のテーマ対策が必要
小論文では、文章の書き方だけでなく、何について論じるのかというテーマに関する知識も重要です。
例えば、教育・情報社会・人文系のテーマについて基礎的な知識を持っていれば、自分の意見を考える際にも役立ちます。
人文・教育系の学部を志望している人や、こうしたテーマが出題される大学を受験する人に向いています。
https://item.rakuten.co.jp/book/6876099
5. 『朝日キーワード2027』
小論文対策では、社会で起きている出来事や時事問題について知っておくことも重要です。
そこで活用したいのが『朝日キーワード2027』です。
2026年1月発売の2027年版では、政治・経済・社会などの最新の話題を取り上げています。入試小論文対策にも利用されている現代用語事典です。

- 最新の社会・政治・経済のテーマを学べる
- 小論文に使える知識を増やしやすい
- 時事問題をまとめて確認できる
- 小論文の書き方を学ぶ教材ではない
- すべての内容を暗記する必要はない
- 志望校の専門分野によっては別の教材も必要
小論文を書くための「材料」を増やしたい人は、こうした時事・現代用語の教材も活用してみましょう。
https://item.rakuten.co.jp/book/18485714
6. 『小論文これだけ!模範解答』
小論文を実際に書く練習をするときには、自分の答案と模範解答を比較することも大切です。
そこで、『小論文これだけ!模範解答』を活用する方法があります。

- 模範解答を参考にできる
- 自分の答案と比較しやすい
- 実際に文章を書く練習に使える
- 基礎的な書き方を理解してから使ったほうがよい
- 模範解答をそのまま暗記する勉強になりやすい
- 編入試験専用ではない
小論文は、ただ模範解答を読むだけでは上達しません。
まず自分で答案を書き、その後に模範解答を確認して、
「自分は何を書きすぎたのか」
「どこに根拠が足りなかったのか」
「文章の構成に問題はなかったか」
などを確認してみましょう。
模範解答は「暗記するもの」ではなく、答案の作り方を学ぶための材料として使うことをおすすめします。
https://item.rakuten.co.jp/book/16861832
7. 『社会科学系小論文のトレーニング』
社会科学系の学部を志望している人には、『社会科学系小論文のトレーニング』も候補になります。

- 社会科学系のテーマを重点的に練習できる
- 法学・経済学・社会学などの対策に使いやすい
- 課題文を読んで論述する練習ができる
- 社会科学系以外の学部には使いにくい場合がある
- 初心者には難しく感じる可能性がある
- 志望校によっては専門科目の勉強も必要になる
法学・政治・経済・社会などの分野では、単純に自分の感想を書くのではなく、社会科学の知識や考え方を使って論述することが求められる場合があります。
そのため、社会科学系の小論文を重点的に対策したい人は、志望校の出題傾向と照らし合わせながら専門的な問題演習に取り組みましょう。
社会科学系の大学編入を目指している人は、一般的な小論文対策だけでなく、志望学部に関連する知識を身につけることも意識しましょう。
https://item.rakuten.co.jp/booksdream/1-240001040891
大学編入の小論文参考書は全部買う必要がある?
ここまで7冊紹介しましたが、全部買う必要はありません。
むしろ、最初からすべて購入すると、参考書を読むだけで時間がなくなってしまいます。
例えば、小論文初心者なら、
小論文の基礎
↓
書き方・構成を理解する
↓
テーマに関する知識を増やす
↓
実際に答案を書く
↓
過去問で演習する
という順番で進めるとよいでしょう。
例えば、
小論文の基礎がない
→ 『完全版 小論文これだけ!超基礎編』
小論文の書き方を重点的に学びたい
→ 『大学入試 最速で合格をつかむ 小論文の書き方』
問題演習を増やしたい
→ 『2027新小論文ノート』
時事問題の知識を増やしたい
→ 『朝日キーワード2027』
というように、自分の目的に合わせて教材を選んでください。
大学編入の小論文はまず過去問を確認しよう
小論文の参考書を選ぶ前に、必ず志望校の過去問を確認しましょう。
大学編入の小論文は、大学・学部によって出題形式が異なります。
例えば、課題文を読んで論述する形式や、テーマについて自分の考えを書く形式、資料や図表を読み取って論述する形式などがあります。編入試験では、課題文や資料を読み解いたうえで論述させる形式もあるため、志望校の過去問を確認することが重要です。
実際に、愛媛大学では法文学部人文社会学科の第三年次編入で小論文を実施し、教育学部の編入でも小論文を実施しています。
また、広島大学法学部では編入学試験の小論文について、過去問だけでなく解答例も公開しています。
つまり、
「大学編入の小論文=どの大学でも同じ対策でOK」
というわけではありません。
まずは、
募集要項を確認する
↓
過去問を見る
↓
出題形式・字数・時間を確認する
↓
必要な参考書を選ぶ
という順番で考えましょう。
小論文は「読むだけ」では上達しない
小論文の参考書を読んで知識を増やすことも大切ですが、実際に文章を書く練習も必要です。
例えば、
「少子高齢化について説明できる」
という状態と、
「少子高齢化について800字で論述できる」
という状態は別物です。
そのため、参考書を読んだら、実際にテーマを一つ選んで答案を書いてみましょう。
最初はうまく書けなくても問題ありません。
書いた答案を見直して、
- 主張が明確になっているか
- 根拠を示せているか
- 話が途中でずれていないか
- 結論まで論理的につながっているか
- 字数を守れているか
などを確認します。
さらに、可能であれば先生や添削サービスなどに答案を見てもらうのもよいでしょう。
大学編入の小論文では専門知識も重要
志望学部によっては、一般的な小論文の書き方だけでは十分ではありません。
例えば法学部なら法律・政治、経済学部なら経済、教育学部なら教育問題など、志望学部に関連する知識が必要になる場合があります。
編入試験では、小論文であっても専門分野の考え方を使って論述する形式があるためです。
そのため、
小論文の書き方
+
志望学部の専門知識
+
時事問題
を組み合わせて勉強するとよいでしょう。
例えば法学部なら、89の記事で紹介したような憲法・民法などの専門科目の勉強と、小論文対策を組み合わせる方法があります。
大学編入の小論文で大切なのは「自分の意見+根拠」
小論文では、単に自分の感想を書くのではなく、自分の主張を根拠とともに説明することが重要です。
例えば、
「私は少子高齢化対策として子育て支援を充実させるべきだと思います。」
だけでは、十分な論述とはいえません。
なぜそう考えるのか、
「どのような問題があるのか」
「なぜその対策が必要なのか」
「どのような効果が期待できるのか」
などを具体的に説明していく必要があります。
そのため、
主張
↓
理由・根拠
↓
具体例
↓
反対意見への検討
↓
結論
というように、論理的な流れを意識して文章を書く練習をしてみましょう。
まとめ
大学編入の小論文におすすめの参考書・問題集として、今回は以下の7冊を紹介しました。
- 『完全版 小論文これだけ!超基礎編』
- 『大学入試 最速で合格をつかむ 小論文の書き方』
- 『2027新小論文ノート』
- 『小論文これだけ!人文・情報・教育編』
- 『朝日キーワード2027』
- 『小論文これだけ!模範解答』
- 『社会科学系小論文のトレーニング』
ただし、7冊すべてを購入する必要はありません。
大学編入の小論文では、大学・学部によって出題形式や求められる知識が異なります。
そのため、
志望校の募集要項を確認する
↓
過去問を見る
↓
出題形式・必要な知識を把握する
↓
自分に必要な参考書を選ぶ
という順番で教材を選ぶことをおすすめします。
小論文を初めて勉強するなら、まずは基本的な書き方を身につけましょう。
そのうえで、テーマに関する知識を増やし、実際に答案を書く練習へ進んでください。
そして最終的には、志望校の過去問を使って、本番と同じ字数・時間で答案を書く練習をすることが大切です。
参考書をたくさん買うことよりも、自分の志望校に必要な教材を選び、実際に書く練習を繰り返すことを意識してみてください。

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