「大学編入の法学は何から勉強すればいい?」
「法学部編入におすすめの参考書を知りたい」
「憲法・民法・刑法はどの教材を使えばいい?」
大学編入で法学部を目指している人の中には、専門科目の参考書選びで迷っている人も多いでしょう。
法学は高校までに本格的に勉強する機会が少ないため、「そもそも何から始めればいいのか分からない」という状態になりやすい科目です。
さらに、大学によって編入試験の出題科目や形式も異なります。
例えば、京都大学法学部の第三年次編入では論文試験が実施されています。
一方で、大学によっては英語や小論文が中心となり、憲法・民法などの専門科目そのものが出題されない場合もあります。
そのため、
「法学部編入なら、この参考書を買えば合格できる」
という教材があるわけではありません。
まずは志望校の募集要項や過去問を確認し、そのうえで自分に必要な教材を選ぶことが大切です。
この記事では、大学編入の法学対策に使いやすい参考書・問題集を7冊紹介します。
- 法学を初めて勉強する人
- 憲法を勉強したい人
- 民法を基礎から学びたい人
- 刑法を勉強したい人
- 法律の判例を勉強したい人
- 法学部編入の専門科目対策をしたい人
は、ぜひ参考にしてください。

🦊ネクからひとこと
法学って、最初は難しそうに感じるよね。
僕も最初から法律を知っていたわけじゃないよ。
だから、いきなり難しい専門書を何冊も買う必要はない。
まずは法学の全体像を理解すること。
そのあとに、
「憲法を勉強する」
「民法を勉強する」
「刑法を勉強する」
というように、必要な科目を一つずつ勉強していけばOK。
そして一番大事なのは、志望校の過去問を確認してから教材を選ぶことだよ。
編入試験は大学によって出題内容が違うから、そこは忘れないようにしようね。
大学編入の法学におすすめの参考書・問題集7選
ここからは、法学部編入を目指す人におすすめしたい参考書・問題集を7冊紹介します。
今回は、
法学入門 → 憲法 → 民法 → 刑法 → 判例
という流れで、法学の基礎から専門的な勉強へ進めるように選びました。
ただし、7冊すべて購入する必要はありません。
志望校の出題科目や、自分の現在のレベルに合わせて必要な教材を選んでください。
1. 『法学入門』
法学を初めて勉強する人に、まずおすすめしたいのが『法学入門』です。
法律の条文や専門用語をいきなり暗記するのではなく、そもそも「法学とは何なのか」「法律をどのように考えるのか」といった基本的な部分から理解していくことができます。

- 法学の基本的な考え方を学べる
- 法律を勉強する前の導入として使いやすい
- 法学初心者でも読みやすい
- 憲法や民法などの具体的な知識を詳しく学ぶ本ではない
- これ一冊で編入試験対策が完成するわけではない
有斐閣の『法学入門』は、法学を学ぶ人に向けた入門書で、法解釈や法の適用など、法学を学ぶうえで重要な考え方を扱っています。
法学をほとんど勉強したことがない人なら、いきなり専門科目の基本書に入るより、こうした入門書から始めると理解しやすくなります。
https://item.rakuten.co.jp/booksdream/1-240001451591
2. 『憲法 第8版』
法学部編入で憲法が出題される大学を受験するなら、憲法の基本的な知識を身につける必要があります。
『憲法 第8版』は、芦部信喜・高橋和之補訂による憲法の基本書です。
憲法の基本原理から人権、統治機構まで幅広く扱っているため、憲法を体系的に学びたい人に向いています。

- 憲法を体系的に学べる
- 憲法の基本的な考え方を理解しやすい
- 法学部で学ぶ憲法の基本書として使いやすい
- 法学初心者には難しく感じる可能性がある
- 編入試験だけを考えると情報量が多い場合がある
- まず入門書から始めたほうがよい人もいる
憲法を重点的に出題する大学を受験する場合には、過去問と照らし合わせながら必要な部分を勉強していきましょう。
https://item.rakuten.co.jp/book/17603850
3. 『伊藤真の民法入門』
民法を初めて勉強する人には、『伊藤真の民法入門』も候補になります。
民法は範囲が広いため、最初から細かい論点を覚えようとすると混乱しやすい科目です。
まずは民法全体の構造を理解してから、細かい論点に進むことが重要です。

- 民法を初めて学ぶ人にも取り組みやすい
- 民法全体のイメージをつかみやすい
- 専門的な勉強に入る前の導入として使いやすい
- これ一冊ですべての民法論点を網羅できるわけではない
- 難関大学の編入試験では追加の勉強が必要になる場合がある
民法が試験科目になっている場合は、入門書で全体像をつかんだあと、志望校の出題範囲に合わせて勉強を深めていくとよいでしょう。
https://item.rakuten.co.jp/bookfan/bk-4535527873
4. 『刑法 第4版』
刑法を体系的に学びたい人には、山口厚『刑法 第4版』があります。
本書は刑法総論と各論を1冊にまとめたテキストで、犯罪論の基本的な枠組みから各論までを扱っています。

- 刑法総論・各論を一冊で学べる
- 刑法の全体像を把握しやすい
- 犯罪論の基本的な構造を理解できる
- 法学初心者には難しい
- 編入試験対策としては情報量が多い場合がある
- 基礎知識がない状態では読み進めにくい
刑法を初めて勉強する場合は、いきなり本書をすべて理解しようとするのではなく、まず刑法の基本的な仕組みを理解してから読み進めるとよいでしょう。
https://item.rakuten.co.jp/book/18101865
5. 『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ 第8版』
法学の勉強では、条文や学説だけでなく判例を理解することも重要です。
特に憲法では、具体的な事件を通して人権や統治に関する論点を考えることになります。
そのため、憲法をある程度勉強した後は、『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ 第8版』を活用して判例にも触れておくとよいでしょう。

- 憲法の重要判例を確認できる
- 判例を通して憲法の論点を理解できる
- 基本書と組み合わせて使いやすい
- 法学初心者には難しい
- すべての判例を暗記する必要はない
- 基本書を読む前に取り組む教材ではない
判例集は最初から丸暗記するものではありません。
「この判例では何が問題になったのか」
「裁判所はどのように判断したのか」
を理解することを意識しましょう。
https://item.rakuten.co.jp/book/18389122
6. 『民法判例百選Ⅰ 第9版』
民法についても、重要判例を確認しておくことは有効です。
『民法判例百選Ⅰ 第9版』は、総則・物権分野の重要判例を収録した判例集です。第9版では近時の重要判例などを反映し、総則・物権関連の重要判例を100件収録しています。

- 民法の重要判例を確認できる
- 総則・物権の判例を体系的に学べる
- 基本書と組み合わせて使いやすい
- 民法全体を一冊でカバーする教材ではない
- 初学者には難しい
- 判例を読むための基礎知識が必要
民法の試験対策として使う場合は、まず基本的な制度や条文を理解してから判例に進むことをおすすめします。
https://item.rakuten.co.jp/booksdream/1-241002166927
7. 『問題演習 基本七法』
最後は、実際に問題を解くための教材です。
法学の知識を身につけても、実際に問題を解かなければ、試験で答案を書く力にはつながりにくいでしょう。
そこで、ある程度基礎ができたら、問題演習にも取り組んでみましょう。
『問題演習 基本七法』は、憲法・民法・刑法などの基本法律科目について問題演習を行うための教材です。

- 法律問題を実際に考える練習ができる
- 知識のアウトプットに使いやすい
- 複数の法律科目を演習できる
- 法学初心者には難しい
- 基礎知識がない状態では解きにくい
- 志望校の出題形式によっては別の過去問演習も必要
法学部編入では、単に用語を暗記するだけではなく、知識を使って論述する力が求められる場合があります。
そのため、最終的には志望校の過去問を使って答案を書く練習まで進めましょう。
https://item.rakuten.co.jp/book/15527588
法学部編入の参考書は全部買う必要がある?
ここまで7冊紹介しましたが、全部買う必要はありません。
むしろ、法学を初めて勉強する人が最初から7冊すべて購入すると、教材の量が多すぎて勉強が進まなくなる可能性があります。
例えば、法学初心者なら、
法学入門
↓
憲法・民法などの基礎学習
↓
判例学習
↓
問題演習
という順番で進めるとよいでしょう。
また、憲法しか出題されない大学なら、民法や刑法の教材を無理に購入する必要はありません。
志望校の試験科目に合わせて教材を絞ることが重要です。
大学編入の法学はまず過去問を確認しよう
法学部編入の参考書を選ぶ前に、必ず確認しておきたいのが志望校の過去問です。
大学によって、編入試験で求められる知識や出題形式は異なります。
例えば、京都大学法学部では第三年次編入の試験問題として論文試験が公開されています。
また、北海道大学法学部の第二年次編入試験では、小論文と英語が試験科目となっており、第三年次編入試験では専門科目と英語が試験科目となっています。
つまり、
「法学部編入=憲法・民法・刑法を全部勉強する」
とは限りません。
まずは、
募集要項を確認する
↓
過去問を見る
↓
出題科目・形式を確認する
↓
必要な参考書を選ぶ
という順番で考えましょう。
法学の参考書を選ぶときの注意点
法学の参考書を選ぶときは、自分のレベルに合っているかも確認してください。
例えば、法律を初めて勉強する人がいきなり分厚い基本書を読み始めると、専門用語が多くて内容を理解できないことがあります。
その場合は、
入門書
→ 基本書
→ 判例集
→ 問題演習
という順番で進めると理解しやすくなります。
もちろん、全員がこの順番で勉強する必要があるわけではありません。
現在の知識や志望校の試験形式によって、自分に合った勉強方法を考えましょう。
法学部編入では「覚える」だけでは不十分
法学の試験では、単語や条文を覚えるだけではなく、法律を使って問題を考える力も重要です。
例えば、
「表現の自由とは何か」
という知識を覚えるだけではなく、
「ある行為が表現の自由によって保障されるのか」
「その制約は許されるのか」
といった問題について、自分の言葉で説明できるようにする必要があります。
そのため、参考書を読むだけで終わらせず、
読む
↓
理解する
↓
自分の言葉で説明する
↓
問題を解く
↓
答案を書く
というところまで進めていきましょう。
まとめ
大学編入の法学におすすめの参考書・問題集として、今回は以下の7冊を紹介しました。
- 『法学入門』
- 『憲法 第8版』
- 『伊藤真の民法入門』
- 『刑法 第4版』
- 『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ 第8版』
- 『民法判例百選Ⅰ 第9版』
- 『問題演習 基本七法』
ただし、7冊すべてを購入する必要はありません。
法学部編入では、大学によって試験科目や出題形式が異なります。
そのため、
志望校の募集要項を確認する
↓
過去問を見る
↓
必要な科目を把握する
↓
自分のレベルに合った参考書を選ぶ
という順番で教材を選ぶことをおすすめします。
法学を初めて勉強するなら、いきなり難しい基本書に飛び込む必要はありません。
まずは法学の全体像を理解し、そこから憲法・民法・刑法などの必要な科目を勉強していきましょう。
そして最終的には、参考書を読むだけではなく、過去問を使って実際に答案を書く練習まで行うことが大切です。
参考書を何冊も買うことよりも、自分の志望校に必要な教材を選び、一冊ずつしっかり使い込むことを意識してみてください。

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