大学編入試験の本番。
周りを見渡すと、
「この人、絶対できるだろ……」
と思う人がいます。
参考書を最後まで読んでいる人。
試験開始前から落ち着いている人。
問題用紙を開いた瞬間、すぐに書き始める人。
ページをめくる音が異様に速い人。
そして、自分より先にどんどん答案を書いている人。
すると、
「やばい。自分だけ全然できてないのでは?」
と不安になってきます。
でも、ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。
あなたには、隣の人がどれくらいできているのかなんて分かりません。

🦊ネクからひとこと
試験会場って、本当に周りが全員めちゃくちゃ頭良さそうに見えるんだよね。
でも、隣の人がどれだけ速くページをめくっていても、その人の答案が正しいとは限らない。
だったら、自分の答案を最後まで良くすることだけ考えよう。
なぜ周りの受験生が頭良く見えるのか
試験中は、自分の答案は全部分かります。
「この問題分からない」
「さっきの問題も自信がない」
「時間が足りないかもしれない」
というように、自分の状況をリアルタイムで把握できます。
一方、隣の人については、
「なんかいっぱい書いている」
「ページをめくるのが速い」
「迷っていなさそう」
という外から見える情報しかありません。
そのため、
自分=できていない部分まで全部見えている
他人=できているように見える部分しか見えない
という状態になります。
これでは、他人のほうが賢く見えて当然です。
「ページをめくる音」が怖くなる
これは編入試験に限った話ではありませんが、試験中の周囲の動きは妙に気になります。
隣から、
ペラッ
とページをめくる音。
さらに、
カリカリカリ……
とペンを走らせる音。
「え、もう次の問題行ったの?」
と思ってしまう。
自分はまだ一問目で悩んでいる。
すると、
「自分だけ遅れている」
という感覚が生まれます。
でも、ページをめくる速さと合格する力は別物です。
問題を飛ばしているだけかもしれません。
分からないから次に進んでいるだけかもしれません。
逆に、じっくり考えている人のほうが答案の質が高い可能性もあります。
周りのペースは、あなたの合否を教えてくれる数字ではありません。
「隣の人より遅い=落ちる」ではない
試験中に、
「隣の人はもうこんなに書いている」
と思っても、
それはあなたが不合格になる証拠ではありません。
編入試験では、大学や学部によって試験形式も異なります。
そもそも受験生全員が同じような解き方をするとは限りません。
問題を解く順番も違えば、答案を書く速さも違います。
だから、
「周りより遅い」
という一点だけで、自分の実力を判断する必要はありません。
一番怖いのは「周りを意識すること」で時間を失うこと
むしろ注意したいのは、
周りを気にしすぎて、自分の試験に集中できなくなること
です。
「隣の人、もう終わった?」
「後ろの人も書いている」
「みんなページをめくっている」
などと考えているうちに、自分の問題から意識が離れてしまいます。
そして、
「やばい」
↓
「自分はできていない」
↓
「落ちるかもしれない」
↓
「もっと急がないと」
となってしまう。
こうなると、本来なら解ける問題まで焦ってしまいます。
本番では「隣の人」を試験から消す
かなり極端ですが、私はこれくらいでいいと思います。
試験が始まったら、
「この会場にいるのは自分だけ」
くらいの感覚でいい。
隣の人が速く解いていても無視。
ページをめくっていても無視。
途中で退室しても無視。
自分の答案だけを見る。
もちろん完全に周囲を見ないことは難しいですが、
「他人の動き=自分が取るべき行動ではない」
と考えておくと、かなり楽になります。
周りではなく、自分の答案に集中する
大学編入試験では、周囲の受験生がどんな人なのかを気にしてしまうことがあります。
特に受験者数が少ない試験では、
「この人たちと競争しているんだ」
という感覚も強くなりやすいでしょう。
でも、試験中に必要なのは、
隣の人より速く解くことではありません。
自分が解ける問題を落とさないこと。
分からない問題でも、できるだけ答案を作ること。
最後まで時間を使って、自分の点数を少しでも上げること。
それだけです。
試験会場で「周りが全員天才に見える」という現象が起きても、
それはあなたの実力が急に下がったわけではありません。
ただ、自分の不安と他人の外見を比較してしまっているだけです。
だから本番では、
「隣の人が何をしているか」より「自分の答案に何を書けるか」。
ここに集中しましょう。
それが、試験中に余計な不安を増やさない一番シンプルな方法です。

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