大学編入の専門科目を勉強していると、
「この分野も出るかもしれない」
「念のため、ここまで勉強しておこう」
と、どんどん勉強範囲を広げてしまうことがあります。
もちろん、幅広く知識を身につけること自体は悪いことではありません。
しかし、編入試験では勉強範囲を広げすぎることが、かえって逆効果になる場合があります。
なぜなら、限られた時間の中で一つひとつの理解が浅くなってしまうからです。

🦊ネクからひとこと
「念のため」で勉強範囲を広げていくと、気づいたら参考書が何冊も増えてることあるよね。
でも、試験で必要なのは「全部知っている人」ではなく、出題される内容をきちんと答えられる人だよ。
勉強範囲を広げすぎると復習が追いつかない
専門科目では、一度勉強しただけで完璧に覚えられるとは限りません。
新しい分野を次々と勉強していると、
新しい範囲を勉強する
↓
前に勉強した範囲を復習できない
↓
忘れる
↓
また最初から復習する
という状態になりやすくなります。
勉強した範囲が増えているのに、実際に身についている知識はそれほど増えていない、ということもあります。
「知っている」と「答案に書ける」は違う
勉強範囲を広げすぎると、専門用語を見たことがあるだけで満足してしまうこともあります。
例えば、
「この用語は知っている」
という状態と、
「この用語について説明してください」
と言われて答案を書ける状態は同じではありません。
編入試験で論述や用語説明が出るなら、広く浅く覚えるよりも、頻出分野を説明できるところまで深めることが重要になります。
過去問に戻る時間がなくなる
専門科目の勉強では、過去問を使って、
「どんな問題が出ているのか」
「自分は何ができないのか」
を確認することも大切です。
ところが勉強範囲を広げすぎると、
「まだこの参考書が終わっていない」
「この分野も勉強しなければ」
と考えてしまい、過去問を解く時間が削られることがあります。
これでは、試験に必要な勉強から離れてしまいます。
「出るかもしれない」で全部やらない
勉強範囲を広げるきっかけになりやすいのが、
「もしかしたら出るかもしれない」
という考え方です。
もちろん、試験に何が出るかを完全に予測することはできません。
だからといって、可能性のある分野をすべて勉強する必要はありません。
募集要項や過去問を確認して、
実際に出題されている分野
複数年で繰り返し出ている分野
自分が苦手としている分野
などを見ながら、勉強の優先順位を決めていきましょう。
勉強範囲を広げる前に「今の範囲」を確認する
新しい分野を勉強したくなったら、
「今勉強している範囲を、本当に理解できているか?」
を一度確認してみましょう。
例えば、
- 用語を説明できる
- 基本問題を解ける
- 過去問に対応できる
- 間違えた理由を説明できる
- 答案として文章を書ける
ところまでできているでしょうか。
ここが不十分なら、新しい分野に進むよりも、今の範囲を固めたほうが効率的な場合があります。
「広げる」より「深める」ことも大切
大学編入の専門科目では、勉強した範囲の広さだけで勝負が決まるわけではありません。
10分野をなんとなく知っているより、
5分野をきちんと説明できるほうが、試験では役立つこともあります。
特に論述問題では、単なる知識ではなく、知識を使って答案を作る力が必要になります。
そのため、
「まだ知らない分野を増やす」
だけでなく、
「今知っている分野を答案にできるレベルまで深める」
という視点も持っておきましょう。
まとめ
大学編入の専門科目で勉強範囲を広げすぎると、
復習が追いつかない
知識が浅くなる
答案を書く練習が減る
過去問を解く時間がなくなる
といった問題が起こりやすくなります。
「念のため」と勉強範囲を増やす前に、
今勉強している範囲を本当に理解できているか
を確認してみましょう。
専門科目の勉強では、何でも知っている状態を目指すより、必要な範囲をしっかり理解して、実際に答案として使える状態にすることが大切です。

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