「大学編入をしたい気持ちはあるけど、志望理由が思いつかない」
「書こうとしても、『もっと専門的に学びたい』くらいしか出てこない」
そんな人もいるのではないでしょうか。
志望理由が思いつかないと、文章の書き方以前に手が止まってしまいます。
でも、最初から立派な志望理由を考える必要はありません。
まずは、これまでの経験の中から「なぜ編入したいと思うようになったのか」を掘り出してみることが大切です。

🦊ネクからひとこと
志望理由って、最初から「これだ!」って出てくるものじゃないんだよね。
まずは過去の授業や経験を思い出してみよう。意外と、志望理由の材料は自分の中に転がっているよ!
「志望理由がない」のではなく「言葉になっていない」だけかも
「志望理由が思いつかない」ときでも、本当に何も理由がないとは限りません。
例えば、
- ある授業が面白かった
- もっと知りたい分野が見つかった
- 大学で興味のあるテーマが変わった
- やりたい研究が今の大学では難しい
- 将来やりたいことが見えてきた
- 他大学の授業や研究を見て興味を持った
など、何かしらのきっかけがあるかもしれません。
最初から「志望理由」を探すのではなく、編入を考えるようになったきっかけを探してみましょう。
大学の授業を思い出してみる
まず振り返ってほしいのが、現在の大学で受けた授業です。
例えば、
「この授業は面白かった」
「このテーマはもっと知りたいと思った」
「この分野だけは興味を持てた」
というものはありませんか?
そこから、
何が面白かったのか
を考えてみます。
例えば、
「地域経済の授業が面白かった」
↓
「地域によって経済状況が違うことに興味を持った」
↓
「地域産業についてもっと調べたいと思った」
というように、少しずつ具体化できます。
「印象に残っている出来事」から探す
授業だけに限定する必要もありません。
大学生活の中で印象に残っている出来事を思い出してみましょう。
例えば、
- ゼミ
- レポート
- 課外活動
- インターン
- アルバイト
- 資格の勉強
- 本や論文を読んだ経験
- 先生との会話
などです。
「これを経験したときに考え方が変わった」
という出来事があれば、それは志望理由の材料になります。
「なぜ?」を何回か繰り返す
思い出した経験について、「なぜ?」を繰り返してみましょう。
例えば、
心理学に興味がある
↓
なぜ?
大学の授業で面白いと思ったから
↓
なぜ面白いと思った?
人間の行動を説明できることに興味を持ったから
↓
なぜもっと学びたい?
特定のテーマについて、さらに専門的に研究したいと思ったから
ここまで掘り下げると、最初の
「心理学に興味があります」
よりも、自分の経験が見えてきます。
「編入したい理由」より先に「興味を持った理由」を探す
いきなり、
「なぜ編入したいのか?」
と考えると、難しく感じることがあります。
そんなときは、
「なぜ、その分野に興味を持ったんだろう?」
から考えてみましょう。
志望理由は、
興味を持った経験 → もっと学びたい → 編入したい
という流れから見つかることがあります。
最初から完璧な文章にする必要はありません。
「今の大学への不満」も一度書き出してみる
編入を考えたきっかけが、現在の大学への不満という人もいるでしょう。
それなら、無理に隠す必要はありません。
まずは、
「今の大学で物足りないと感じていること」
を正直に書き出してみましょう。
例えば、
- 専門科目が少ない
- 興味のある授業がない
- 研究したい分野を扱っていない
などです。
ただし、志望理由書では不満を書いて終わらせないことが重要です。
「だから何を学びたいのか」
まで考えてみましょう。
志望校を調べてから理由を探すのもあり
自分の経験を振り返っても何も出てこない場合は、志望校の情報を調べてみるのも一つの方法です。
例えば、
- 授業
- ゼミ
- 研究分野
- カリキュラム
- 研究室
- 編入後に履修できる科目
などを見てみましょう。
そこで、
「これ、ちょっと面白そう」
と思うものが見つかるかもしれません。
ただし、大学の特徴をそのまま志望理由にするのではなく、自分の興味や経験とどうつながるのかまで考えることが大切です。
まずは文章ではなく箇条書きにする
志望理由が思いつかないときに、いきなり800字の文章を書こうとする必要はありません。
まずは、
①大学で印象に残った授業
↓
②興味を持ったテーマ
↓
③なぜ興味を持ったのか
↓
④もっと知りたいと思ったこと
↓
⑤今の大学では難しいと感じること
↓
⑥編入後に学びたいこと
という順番で、思いつくことを書き出してみましょう。
最初はまとまっていなくても大丈夫です。
「立派な志望理由」を作ろうとしない
志望理由が思いつかない人ほど、
「何かすごい理由を書かなきゃ」
と考えてしまいがちです。
でも、
「大学の授業で○○に興味を持った」
というところから始まっても構いません。
むしろ、自分が実際に経験していないことを無理に作ると、後で面接で説明しにくくなります。
大切なのは、すごそうに見える理由ではなく、自分の経験から説明できる理由です。
志望理由を掘り出すための質問
最後に、自分で考えるときに使える質問をまとめます。
- 大学で一番印象に残っている授業は?
- その授業の何が面白かった?
- もっと知りたいと思ったテーマは?
- 大学に入ってから興味が変わったことは?
- 編入を考え始めたきっかけは?
- 今の大学で物足りないと感じることは?
- 編入先では何を学びたい?
- その分野を学んで将来どうしたい?
全部に答える必要はありません。
答えやすいものから書いてみるだけでも、志望理由の材料が見つかりやすくなります。
まとめ
大学編入の志望理由が思いつかないときは、いきなり「完璧な志望理由」を作ろうとしなくて大丈夫です。
まずは、
過去の授業や経験を思い出す
↓
興味を持ったきっかけを探す
↓
「なぜ?」を掘り下げる
↓
編入後に学びたいことにつなげる
という順番で考えてみましょう。
志望理由は、最初から完成した状態で頭の中にあるとは限りません。
これまでの経験を一つずつ振り返っていくことで、
「自分はなぜ編入したいんだろう?」
という答えが見えてくることがあります。
まずは文章を書く前に、自分が大学生活の中で何を感じ、何に興味を持ったのかを掘り出してみてください。

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