「なぜ編入したいのですか?」
大学編入の面接では、このように聞かれることがあります。
「今の大学ではダメなの?」
「なぜわざわざ編入するの?」
と聞かれると、どう答えればいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
特に、
「もっと専門的に学びたいです」
だけでは、少し答えが足りないように感じるかもしれません。
大切なのは、「編入したい」という気持ちだけではなく、「なぜ編入という方法を選ぶのか」を説明することです。
この記事では、「なぜ編入?」と聞かれたときに、面接でどう答えればいいのかを考えていきます。

🦊ネクからひとこと
「今の大学が嫌だから」だけではなく、「編入して何を実現したいのか」まで話せると、答えを作りやすくなるよ。
「なぜ編入?」で聞かれていること
「なぜ編入したいのですか?」と聞かれたとき、
「編入したい理由を一から全部説明しなきゃ」
と考える必要はありません。
面接官が知りたいのは、
「なぜ今の大学にそのまま在籍するのではなく、編入という選択をするのか」
という部分です。
例えば、
「○○についてもっと学びたい」
というだけなら、
「今の大学でも学べるのでは?」
という疑問が残ります。
そこで、
「今の大学で○○に興味を持った」
↓
「さらに○○を学びたいと思った」
↓
「現在の環境では、自分が学びたい○○を十分に学ぶことが難しい」
↓
「そこで、編入という方法を考えた」
というように整理すると、編入する理由が伝わりやすくなります。
「専門的に学びたい」だけで終わらせない
よくあるのが、
「編入して、○○について専門的に学びたいです。」
という答えです。
もちろん、これ自体が間違っているわけではありません。
ただ、これだけだと、
「なぜ今の大学ではなく、編入する必要があるの?」
という部分が分かりません。
例えば、
「現在の大学で地域経済について学んだことをきっかけに、地域産業に興味を持ちました。さらに学びたいと思ったのですが、現在の大学では自分が関心を持っている分野を専門的に学べる授業が限られています。そこで、より自分の興味に合った環境で学ぶために、編入を考えました。」
このようにすると、
「学びたいこと」だけではなく「なぜ編入なのか」
まで説明できます。
「今の大学が嫌だから」だけにしない
編入を考えたきっかけが、
「今の大学に不満がある」
という人もいると思います。
それ自体は珍しいことではありません。
ただし、面接でそのまま、
「今の大学が自分に合わなかったからです。」
と答えるだけでは、少し弱くなってしまいます。
不満を話すことが悪いわけではありません。
大切なのは、不満だけで終わらせないことです。
例えば、
「現在の大学では○○を学んでいますが、学習を進める中で△△に興味を持つようになりました。一方で、現在の環境では△△を十分に学ぶ機会が少ないため、編入してより深く学びたいと考えました。」
このように、
現在の状況 → 興味を持ったこと → 編入を考えた理由
という形にすると、前向きな説明になります。
「編入しなければできないこと」を考えてみる
「なぜ編入?」という質問に答えるときは、
「編入した先で何ができるようになるのか」
を考えてみるのもおすすめです。
例えば、
- 学びたい専門分野の授業を受けたい
- 特定の研究分野について学びたい
- 興味のあるゼミに入りたい
- 現在の大学にはない分野を学びたい
- より実践的な環境で学びたい
などです。
ただし、何でも「編入しなければできない」と考える必要はありません。
自分が現在の大学で感じている違いを整理してみましょう。
「なぜこの大学?」とは分けて考える
「なぜ編入?」と「なぜこの大学?」は、似ていますが別の質問です。
例えば、
なぜ編入?
→ 今の大学から環境を変えて学びたい理由
なぜこの大学?
→ 数ある大学の中から、その大学を選んだ理由
というように分けて考えると整理しやすくなります。
「なぜ編入?」と聞かれたのに、
「貴学には○○という授業があり……」
と大学の特徴ばかり話してしまうと、質問への答えから少しズレることがあります。
まずは、
「なぜ今の大学から移りたいのか」
を答えることを意識しましょう。
長く話しすぎなくてもいい
「なぜ編入?」と聞かれたとき、すべての事情を詳しく説明しようとする必要はありません。
面接では、まず簡潔に答えて、必要であれば追加質問に答えるくらいでも大丈夫です。
例えば、
「現在の大学で○○を学んだことをきっかけに、△△に興味を持ちました。ただ、現在の大学では自分が関心を持っている分野を十分に学ぶことが難しいため、より専門的に学べる環境に移りたいと考え、編入を志望しました。」
このくらいでも、
「なぜ興味を持ったのか?」
「現在の大学では何ができないのか?」
「編入後に何を学びたいのか?」
といった次の質問につなげることができます。
「編入したい理由」を一文で言ってみる
面接練習をするときは、まず自分の編入理由を一文にしてみましょう。
例えば、
「現在の大学で○○に興味を持ったものの、△△を十分に学べる環境がなかったため、編入を考えました。」
という形です。
もちろん、実際の面接では自分の経験に合わせて変えて構いません。
重要なのは、
「なぜ今の大学から移るのか」
を自分自身が理解していることです。
一文にできれば、その後に具体的な経験を加えていくこともできます。
「編入したら何をしたい?」までつなげておく
「なぜ編入?」と答えた後に、
「では、編入したら何をしたいですか?」
と聞かれることもあります。
そのため、
編入する理由 → 編入後にやりたいこと
までつながるようにしておくと安心です。
例えば、
「現在の大学で地域経済に興味を持ちましたが、より専門的に学べる環境で勉強したいと考え、編入を志望しました。編入後は、地域産業についてさらに学び、○○について研究したいと考えています。」
という形です。
「編入したい」で終わるのではなく、
「編入して何をするのか」
まで考えておきましょう。
面接前にこの3つを整理しておく
「なぜ編入?」への答えを準備するときは、次の3つを書き出してみてください。
①今の大学で何を学んでいる?
まず、現在の大学で学んでいることを整理します。
②そこから何に興味を持った?
授業や経験を通して、何に興味を持ったのかを考えます。
③なぜ編入という方法を選んだ?
現在の大学にそのまま残るのではなく、編入したいと思った理由を考えます。
この3つがつながれば、
「現在の学び → 興味 → 編入」
という流れを作ることができます。
「立派な理由」を作ろうとしない
面接対策をしていると、
「もっとすごい編入理由を考えたほうがいいのかな」
と思うことがあります。
しかし、無理に立派な理由を作る必要はありません。
例えば、
「今の大学で○○を学んで興味を持った」
「もっとその分野を勉強したくなった」
「でも今の環境では十分に学べない」
という経験でも、十分に編入を考える理由になります。
大切なのは、自分が実際に経験したことと、編入したい理由がつながっていることです。
まとめ
大学編入の面接で、
「なぜ編入したいのですか?」
と聞かれたら、まず、
「なぜ今の大学にそのまま残るのではなく、編入するのか」
を考えてみましょう。
そのうえで、
- 現在の大学で何を学んでいるか
- そこから何に興味を持ったか
- なぜ編入という方法を選んだのか
- 編入後に何をしたいのか
を整理しておくと、答えやすくなります。
特に、
「もっと専門的に学びたい」
だけで終わらせず、
「なぜ今の大学ではなく、編入するのか」
まで説明できるようにしておくことがポイントです。
面接では、立派な言葉を並べる必要はありません。
自分がなぜ編入を考えたのかを、自分の経験から順番に説明できれば大丈夫です。

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