「志望理由書は書けたけど、面接で詳しく聞かれたら答えられるか不安」
「志望理由について、どんな質問をされるんだろう?」
大学編入の面接では、志望理由を一度答えて終わりとは限りません。
最初に答えた内容について、
「なぜそう思ったのですか?」
「具体的にはどういうことですか?」
「その経験から何を感じましたか?」
など、さらに詳しく聞かれることがあります。
こうした質問に対応するには、答えを丸暗記するよりも、自分の志望理由を深掘りしておくことが大切です。
今回は、大学編入の面接で志望理由を深掘りされたときに、どのように答えればいいのかを解説します。

🦊ネクからひとこと
志望理由って、最初の回答よりも「じゃあ、具体的には?」と聞かれたときのほうが難しかったりするんだよね。
だから、答えを丸暗記するより「この話をされたら、ここまで説明できる」という状態を作っておくのがおすすめ。
面接では志望理由を「深掘り」されることがある
志望理由を聞かれたとき、
「○○についてもっと専門的に学びたいからです。」
と答えたとします。
ここで面接官から、
「なぜ○○に興味を持ったのですか?」
と聞かれるかもしれません。
さらに、
「大学ではどんな経験をしましたか?」
「その経験から何を考えましたか?」
と続くこともあります。
つまり、面接では最初に用意した回答だけでは終わらないことがあります。
そのため、志望理由を一つの文章として覚えるだけではなく、その文章の中にある理由や経験まで説明できるようにしておくことが重要です。
深掘りされやすいのは「抽象的な部分」
特に注意したいのが、志望理由の中にある抽象的な表現です。
例えば、
「○○について専門的に学びたい」
と書いている場合、
「なぜ興味を持ったの?」
「何を専門的に学びたいの?」
「大学ではどんなことを勉強したの?」
などと聞かれる可能性があります。
また、
「将来は社会に貢献したい」
と書いているなら、
「具体的にどのような形で?」
と聞かれたときに説明できるでしょうか。
このように、自分が使った言葉を一つずつ具体化してみると、深掘りへの準備がしやすくなります。
志望理由を「なぜ?」だけで終わらせない
志望理由を深掘りするとき、
「なぜ?」
だけを繰り返す必要はありません。
次のような質問を自分に投げかけてみましょう。
- 具体的にはどういうこと?
- きっかけは何だった?
- そのとき何を感じた?
- 何が印象に残った?
- そこから何を考えた?
- もっと知りたいと思ったのはなぜ?
- 大学で実際に何を学んだ?
- その経験は編入を考えるうえでどうつながった?
例えば、
「○○に興味を持った」
なら、
↓
「なぜ興味を持った?」
↓
「大学の○○という授業がきっかけだった」
↓
「その授業で△△について知った」
↓
「もっと詳しく知りたいと思った」
というように、自分の中で話をつなげていきます。
これだけでも、面接で突然詳しく聞かれたときに答えやすくなります。
「書いたこと」だけでなく「書かなかったこと」も整理する
志望理由書では、文字数の関係ですべてを書くことはできません。
そのため、面接では志望理由書に書かなかった部分を聞かれることも想定しておきましょう。
例えば志望理由書に、
「大学の授業をきっかけに○○に興味を持ちました。」
とだけ書いているなら、
- どの授業だったのか
- 何を学んだのか
- なぜ印象に残ったのか
- その後、自分で何か調べたのか
などを説明できるようにしておきます。
志望理由書は要点だけを書くもの、面接ではその背景まで話すものと考えると分かりやすいでしょう。
「自分の経験」とつなげて答える
志望理由を深掘りされたときに答えやすいのが、自分自身の経験です。
例えば、
「○○について学びたいです。」
だけでは、さらに質問されたときに話が広がりにくいかもしれません。
一方、
「大学の○○という授業で△△について学んだことがきっかけで、○○に興味を持ちました。」
であれば、
「どんな授業だった?」
「何が面白かった?」
「そこから何を考えた?」
と聞かれても、自分の経験をもとに答えられます。
面接では、立派な答えを作ることよりも、自分が実際に経験したことを自分の言葉で説明できることが大切です。
一つの志望理由から「質問を作ってみる」
練習するときは、自分の志望理由書を読みながら、面接官になったつもりで質問を作ってみましょう。
例えば、
「大学で○○を学び、さらに専門的に学びたいと思ったため、編入を志望しました。」
と書いているなら、
Q. どの授業で○○を学びましたか?
Q. その授業の何が印象に残りましたか?
Q. なぜさらに学びたいと思ったのですか?
Q. 具体的に何を学びたいですか?
というように、文章の一部分から質問を作ります。
この練習をしておくと、面接で予想外の質問が来ても対応しやすくなります。
答えるときは「結論→理由→具体例」を意識する
深掘りされた質問に答えるときは、話を長くしすぎないことも大切です。
基本的には、
結論
↓
理由
↓
具体的な経験
という順番で話すと整理しやすくなります。
例えば、
「興味を持ったきっかけは、大学の○○という授業です。そこで△△について学び、もっと詳しく知りたいと思ったことから、現在の関心につながりました。」
という形です。
最初からすべてを話そうとするのではなく、聞かれたことに答えて、必要ならさらに説明するくらいで構いません。
答えを丸暗記しすぎない
深掘り対策で注意したいのが、回答を一字一句覚えてしまうことです。
最初の質問には完璧に答えられても、
「それはなぜ?」
「具体的には?」
と聞かれた瞬間に答えられなくなることがあります。
また、少し質問の言い方を変えられただけで、覚えていた文章が出てこなくなることもあります。
そのため、
文章を覚えるのではなく、話す内容を整理しておく
ことをおすすめします。
例えば、
授業 → ○○を学ぶ
↓
興味 → △△に関心
↓
きっかけ → ○○の経験
↓
編入後 → △△を学びたい
というように、話の流れを頭に入れておきます。
そうすれば、質問の形が多少変わっても、自分の言葉で答えやすくなります。
答えられない質問が来ても焦らない
深掘り質問は、すべて完璧に答えられる必要はありません。
突然考えたことのない角度から質問されることもあります。
その場合は、焦って適当な答えを作るより、
「少し考えてもよろしいでしょうか」
と一度整理する時間を取ってもいいでしょう。
また、自分の経験について聞かれているのであれば、無理に難しい言葉を使う必要もありません。
「自分は実際にどう感じたのか」
を思い出して答えるほうが、かえって自然な回答になります。
面接前に「深掘りリスト」を作っておく
面接対策として、志望理由書を見ながら質問をリストアップしておくのもおすすめです。
例えば、
- なぜこの分野に興味を持った?
- きっかけになった経験は?
- その経験で何を感じた?
- 大学では何を学んだ?
- もっと学びたいと思った理由は?
- 具体的に何を学びたい?
- そのために今まで何をしてきた?
などです。
そして、それぞれについて1〜3文程度で答えられるようにしておくといいでしょう。
長い回答を作る必要はありません。
実際の面接では、面接官の質問に合わせて必要な部分を話していけば大丈夫です。
まとめ
大学編入の面接では、志望理由を答えたあとに、その内容をさらに詳しく聞かれることがあります。
そのため、面接対策では志望理由を丸暗記するだけではなく、
「なぜ?」
「具体的には?」
「どんな経験がきっかけ?」
「そこから何を考えた?」
といった質問を自分で作って、答えを整理しておきましょう。
特に意識したいのは、
志望理由書に書いた文章を覚えるのではなく、その文章の背景まで説明できるようにすること。
これができていれば、質問の言い方が変わっても対応しやすくなります。
面接で大切なのは、完璧な回答を暗記することではありません。
自分がなぜそう考えたのかを、自分の言葉で説明できる状態を作っておくこと。
志望理由書を書いたら、その文章を一度「面接官の目線」で読み返してみましょう。
「ここを聞かれたらどう答える?」
と考えるだけでも、面接への準備になります。

コメント