「大学編入って何歳までできる?」
「社会人になってからでも大学に編入できる?」
「大学を卒業した後でも編入できる?」
「20代後半・30代から大学編入を目指せる?」
大学編入を考えている人の中には、年齢が理由で編入できないのではないかと不安に感じている人もいると思います。
結論からいうと、大学編入に全国共通の「○歳まで」という年齢制限があるわけではありません。
ただし、大学によって出願資格が異なるため、年齢ではなく「その大学の編入学試験の出願資格を満たしているか」を確認することが重要です。
実際に、大学によっては大学卒業者や一定の単位を修得した大学生だけでなく、社会人を対象とした「社会人編入学試験」を実施しています。
例えば神奈川大学では、社会人として3年以上の経験がある人を対象とした社会人編入学試験を実施しています。
一方で、大学によっては「社会人編入学試験」に年齢や職歴などの条件を設けている場合もあります。
そのため、
「何歳だから編入できない」
と最初から考えるのではなく、
「自分の年齢・学歴・職歴で出願できる大学はあるのか」
を探すことが大切です。
この記事では、
- 大学編入は何歳までできるのか
- 社会人でも大学編入できるのか
- 既卒でも大学編入できるのか
- 社会人編入学試験とは何か
- 一般の編入学試験と社会人編入の違い
- 一般選抜で大学に入り直す方法
- 大学院に進学する方法
- 20代・30代から大学編入する場合の注意点
について解説します。

🦊ネクからひとこと
「もう大学生じゃないから編入できないかも……」
と思っている人もいるかもしれないけど、年齢だけで最初から諦める必要はないよ。
大学によっては社会人向けの編入学試験を実施しているところもあるし、大学卒業後でも編入学試験の出願資格を満たせる場合があるんだ。
ただし、大学によって条件はかなり違うから、
「自分の年齢なら大丈夫?」
ではなく、
「自分が出願できる大学はどこ?」
という考え方で探してみようね。
大学編入は何歳まで?
大学編入について、全国共通の「○歳まで」という年齢上限が決められているわけではありません。
編入学の出願資格は大学ごとに設定されています。
例えば神奈川大学では、社会人編入学試験について、大学卒業者や一定の単位を修得した者などを対象とし、出願時に社会人としての経験が3年以上あることを条件としています。
一方で、社会人向けの編入学試験に年齢条件を設けている大学もあります。
例えば奈良大学では、社会人編入学試験について入学時点で満25歳以上を条件としています。
また、神戸松蔭大学では社会人編入学試験について、2026年4月1日時点で満23歳以上などの条件を設定しています。
つまり、
「22歳を過ぎたら編入できない」
「30歳になったら編入できない」
というわけではありません。
大学によって条件が違うため、自分の年齢・学歴・職歴などで出願できる大学を探すことが重要です。
社会人でも大学編入できる?
社会人でも大学編入を目指せる場合があります。
大学によっては、社会人を対象とした編入学試験を独自に設けています。
例えば神奈川大学では、社会人向けの編入学試験を実施しており、社会人経験3年以上などの条件を満たした人が対象となっています。
また、法政大学でも一般編入学試験とは別に社会人編入学試験を実施しています。法政大学は、働きながら学びたい人や、定年後・子育て後に新たな学びを始めたい人なども対象として案内しています。
このように、社会人になった後でも、
「大学に入り直して学びたい」
という希望を実現するルートはあります。
ただし、すべての大学に社会人編入学試験があるわけではありません。
そのため、社会人の場合は一般の編入学試験と社会人向けの制度の両方を確認することがおすすめです。
社会人編入学試験とは?
社会人編入学試験とは、社会人としての経験を持つ人などを対象とした編入学試験です。
大学によって、
- 社会人経験の年数
- 年齢
- 最終学歴
- 修得単位数
- 職歴
- 出願資格
などの条件が設定されています。
例えば、神奈川大学では社会人経験3年以上を条件としています。
一方、奈良大学では入学時点で満25歳以上という年齢条件を設定しています。
また、桜美林大学でも社会人編入学について、23歳以上かつ社会人経験3年以上という条件を設定しています。
このように、「社会人編入」という名前でも、大学によって条件はかなり違います。
一般の編入学試験に社会人が出願できる場合もある
社会人だからといって、必ず社会人編入学試験を利用しなければならないとは限りません。
大学によっては、一般の編入学試験でも、必要な学歴や修得単位などの条件を満たせば社会人が出願できる場合があります。
そのため、
社会人=社会人編入だけ
と考える必要はありません。
志望大学について、
一般編入
と
社会人編入
の両方を確認してみましょう。
大学を卒業した「既卒」でも編入できる?
大学を卒業した後でも、大学によっては編入学試験に出願できます。
実際、神奈川大学の社会人編入学試験では、日本の大学を卒業した者も出願資格の一つに含まれています。
また、文部科学省によると、大学への編入学は、短期大学・高等専門学校・一定の要件を満たす専修学校専門課程などの修了者について法令上の制度が設けられています。大学ごとの具体的な出願資格は、それぞれの募集要項で確認する必要があります。
したがって、
「大学を卒業したから、もう編入できない」
と一律に考えるのは適切ではありません。
ただし、大学卒業後に別の大学で学びたい場合は、編入以外の選択肢もあります。
大学を卒業した後に大学へ入り直す方法
大学卒業後に、もう一度大学で学びたい場合には、主に次のような方法があります。
- 編入学試験
- 一般選抜などによる1年次入学
- 社会人選抜
- 大学院入試
どの方法が適しているかは、何を学びたいのかによって変わります。
学部レベルから別の分野を学び直したいのであれば、編入学や1年次入学が候補になります。
一方、すでに大学を卒業していて、その学士を活かしながらさらに専門的に学びたいのであれば、大学院進学が候補になることもあります。
社会人選抜と編入学は違う
ここは注意しておきましょう。
「社会人入試」と「社会人編入学試験」は同じ制度ではありません。
社会人選抜には、1年次から入学する制度が含まれる場合があります。
一方、社会人編入学試験は、大学や短期大学、専門学校などでの学修歴をもとに、2年次・3年次などの途中年次から入学する制度です。
例えば大阪産業大学では、社会人入学試験について1年次生と3年次編入生を分けて募集しています。
つまり、
社会人として大学で学びたい
という目的でも、
- 1年次から入学する
- 編入学で途中年次から入学する
という複数のルートがあります。
一般選抜で1年次から入り直す方法もある
大学卒業後や社会人になった後に、別の大学で学びたい場合、一般選抜などを利用して1年次から入学する方法もあります。
この場合、編入学とは違って、基本的に大学1年次から学ぶことになります。
例えば、
「希望する大学が編入学試験を実施していない」
「希望する学部では編入募集がない」
という場合には、1年次からの入学も選択肢になります。
ただし、卒業までに必要な年数や学費などは、編入学とは大きく変わる可能性があります。
そのため、編入だけに絞らず、1年次入学も含めて比較することが大切です。
大学院に進学する方法もある
すでに大学を卒業している人が、別の分野をより専門的に学びたい場合は、大学院進学も選択肢になります。
大学院では、一般の入試だけでなく、社会人を対象とした入試を実施している場合もあります。
ただし、
大学編入=学部教育を学び直す
のに対して、
大学院=大学卒業後の専門教育・研究
という違いがあります。
そのため、
「学部レベルから別の分野を勉強したい」のか、
「すでに持っている学士を活かして専門性を高めたい」のか、
を考えて選ぶとよいでしょう。
20代から大学編入を目指す場合
20代で大学編入を目指す場合、基本的には年齢そのものより出願資格を確認することが重要です。
例えば、
- 現在大学に在学している
- 大学を中退した
- 大学を卒業した
- 社会人経験がある
など、現在の状況によって出願できる制度が変わる可能性があります。
また、一般の編入学試験と社会人編入学試験で条件が違う大学もあります。
そのため、
「20代だから大丈夫」
と年齢だけで判断するのではなく、志望大学の募集要項を確認しましょう。
30代から大学編入を目指す場合
30代から大学編入を考える場合も、年齢だけで諦める必要はありません。
実際に、社会人編入学試験を設けている大学があります。
例えば法政大学では、社会人編入学試験を「働きながら自己研鑽を続けたい方」などに向けた制度として案内しています。
ただし、大学によっては年齢や社会人経験などの条件があります。
例えば奈良大学では社会人編入学試験について、入学時点で満25歳以上という条件があります。
つまり、
30代だから受験できない
のではなく、
30代でも出願できる制度を探す
という考え方が大切です。
年齢よりも確認したい5つのポイント
大学編入を考えるときは、年齢だけを見るのではなく、次の項目を確認しましょう。
① 出願資格
まず、自分の学歴・在学期間・修得単位などで出願できるか確認します。
② 年齢条件
年齢条件が設定されていないか確認します。
特に社会人向けの制度では、年齢条件が設定されている場合があります。
③ 社会人編入の有無
社会人向けの編入学試験が用意されているか確認します。
④ 選考方法
- 英語
- 専門科目
- 小論文
- 面接
- 書類審査
など、何が試験に含まれるのか確認しましょう。
⑤ 編入後の履修
編入できたとしても、卒業までに必要な単位を修得できるか確認しておきましょう。
特に社会人の場合は、仕事を続けながら通学できるのか、授業時間や実習なども確認しておくことが大切です。
大学編入と大学院進学、どちらを選ぶ?
大学卒業後に別の分野を学びたい場合、
「編入と大学院、どっちがいい?」
と迷うこともあるでしょう。
基本的には、目的によって考えると分かりやすくなります。
学部レベルから学び直したい
→ 大学編入・1年次入学
すでに持っている学士を活かして専門性を高めたい
→ 大学院
社会人として学部教育を受け直したい
→ 社会人選抜・社会人編入など
というように、自分の目的に合った制度を探しましょう。
ただし、実際に利用できる制度や出願資格は大学・学部・年度によって異なります。
まとめ
大学編入には、全国共通の「○歳まで」という年齢上限があるわけではありません。
一方で、大学によっては社会人編入学試験に年齢や社会人経験などの条件を設けています。
そのため、
「もう○歳だから無理」
と考えるのではなく、
①自分の学歴
↓
②在学期間・修得単位
↓
③社会人経験
↓
④年齢条件
↓
⑤希望する大学の編入制度
を確認してみましょう。
また、社会人として大学で学びたい場合は、編入学だけでなく、1年次からの社会人選抜・一般選抜なども選択肢になります。
すでに大学を卒業している人であれば、目的によっては大学院進学も検討できます。
つまり、大学で学び直す方法は一つではありません。
年齢だけを理由に諦めるのではなく、自分の目的と経歴に合った入学ルートを探すことが大切です。
出願資格や試験制度は大学・学部・年度によって異なるため、受験する年度の募集要項を必ず確認してください。

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