「大学編入を考えているけど、募集要項ってどこを見ればいいの?」
「出願資格って何?」
「必要な単位数は?」
「TOEICは必要なの?」
「試験日はいつ?」
大学編入を目指し始めた人の中には、募集要項を見ても、どこを確認すればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
大学の公式サイトを開いてみても、
「入試情報」
「募集要項」
「出願について」
「過去問」
など、さまざまな情報が掲載されています。
さらに募集要項を開いてみると、文章が多く、
「結局、自分は何を確認すればいいの?」
と迷ってしまうこともあるでしょう。
しかし、大学編入を目指すなら、勉強を始める前に募集要項を確認することが非常に重要です。
なぜなら、大学によって、
- 出願資格
- 必要な単位数
- 編入する年次
- 試験科目
- 英語資格
- 試験日
- 出願期間
- 必要書類
などが異なるからです。
この記事では、大学編入の募集要項について、
- 募集要項とは何なのか
- どこで確認するのか
- 何を確認すればいいのか
- 出願資格や単位はどこを見るのか
- TOEICなどの英語資格はどう確認するのか
- 試験日や出願期間の確認方法
- 必要書類
- 過去問
- 募集要項を見るときの注意点
などを、大学編入初心者向けに解説します。

🦊ネクからひとこと
募集要項って最初に見ると、めちゃくちゃ分かりにくいよね。
僕も最初は、
「結局、何を見ればいいんだ?」
ってなってた。
でも、全部を最初から完璧に読む必要はないよ。
まずは、
・出願資格
・試験科目
・試験日
・出願期間
・必要書類
・単位
・英語資格
このあたりを確認してみよう。
そして、分からないところがあったら大学に問い合わせるのも全然OK。
募集要項は「読むだけの資料」じゃなくて、
自分が受験できるのか、何を準備すればいいのかを確認するためのものだよ!
大学編入の募集要項とは?
大学編入の募集要項とは、簡単にいうと、その大学の編入試験を受験するためのルールや条件がまとめられた資料です。
募集要項には、
- 誰が出願できるのか
- どのような試験を受けるのか
- いつ出願するのか
- いつ試験が行われるのか
- どんな書類が必要なのか
などが記載されています。
大学編入では、大学によって試験制度が大きく異なります。
そのため、
「他の大学ではこうだったから、自分の志望校も同じだろう」
と考えるのは危険です。
例えば、ある大学ではTOEICのスコア提出が必要でも、別の大学では大学独自の英語試験が行われることがあります。
また、同じ3年次編入でも、必要な単位数や出願資格などが異なる場合があります。
だからこそ、自分が受験する大学の最新の募集要項を確認することが大切です。
募集要項はどこで確認する?
基本的には、志望大学の公式サイトを確認しましょう。
大学の公式サイトには、
「入試情報」
「編入学試験」
「募集要項」
「入学者選抜」
などのページが用意されていることがあります。
大学によって掲載場所や名称は違うので、サイト内検索を利用するのもおすすめです。
例えば、
「○○大学 編入 募集要項」
などで検索すると、大学の公式サイトを見つけやすくなります。
ただし、検索結果に出てきた情報をそのまま信じるのではなく、必ず大学公式の情報なのか確認してください。
また、年度が違う募集要項が検索結果に出てくることもあります。
そのため、
「自分が受験する年度の最新情報か」
を確認することも重要です。
募集要項で確認すべきポイント
募集要項を開いたら、最初から最後まで一字一句読む必要はありません。
まずは、次の項目を確認してみましょう。
①出願資格
②編入年次
③必要な単位数
④試験科目
⑤英語資格
⑥試験日
⑦出願期間
⑧必要書類
⑨過去問
⑩注意事項
ここから、それぞれ詳しく説明します。
①出願資格を確認する
最初に確認したいのが、出願資格です。
これは、
「自分はそもそもこの編入試験を受験できるのか?」
を確認するための項目です。
大学によって、出願できる条件は異なります。
例えば、
- 大学に一定期間在籍している
- 一定の単位を修得している
- 卒業見込みである
- 特定の学校を卒業している
など、さまざまな条件が設定されている場合があります。
そのため、
「編入したいから、とりあえず勉強を始める」
のではなく、まず自分が出願資格を満たしているのか確認しましょう。
せっかく試験勉強を頑張っても、出願資格を満たしていなければ受験できません。
ここは最優先で確認しておきたいポイントです。
②編入する年次を確認する
次に確認したいのが、何年次に編入するのかです。
大学編入では、
- 2年次編入
- 3年次編入
などがあります。
ただし、「3年次編入だから必ず3年生として2年間で卒業できる」とは限りません。
編入前に修得した単位がどのように認定されるのかによって、編入後の履修計画が変わることがあります。
単位認定については、後の記事で詳しく解説します。
→ 大学編入で単位はどうなる?編入後の単位認定について解説
③必要な単位数を確認する
大学編入では、出願時に一定の単位数を修得していることが条件になっている場合があります。
ここは大学編入初心者が見落としやすい部分です。
例えば、
「勉強を頑張っているから大丈夫」
と思っていても、必要な単位数を満たしていなければ出願できない可能性があります。
そのため、募集要項を確認するときは、
「現在、自分は何単位持っているのか」
も一緒に確認しておきましょう。
特に大学の授業と編入試験の勉強を両立している人は、単位の取り方も意識しておく必要があります。
ただし、必要な単位数や条件は大学・学部・入試区分などによって異なるため、必ず志望校の募集要項を確認してください。
④試験科目を確認する
次に確認するのが、試験科目です。
大学編入では大学によって、
- 英語
- 専門科目
- 小論文
- 面接
- 口頭試問
など、試験内容が異なります。
例えば、英語と専門科目が必要な大学もあれば、小論文や面接が重視される大学もあります。
だからこそ、
「編入試験では英語を勉強すればいい」
と決めつけるのではなく、まず志望校の募集要項を確認しましょう。
英語については、こちらの記事も参考にしてください。
→大学編入で使える英語資格を徹底比較!TOEIC・TOEFL・英検はどれを受けるべき?
専門科目についてはこちら。
小論文についてはこちら。
⑤TOEICなどの英語資格を確認する
大学によっては、TOEIC・TOEFLなどの英語資格を利用する場合があります。
ここで注意したいのが、
「英語資格が必要」といっても、扱いが大学によって違う
ということです。
例えば、
- 出願時にスコア提出が必要
- 一定のスコアが出願条件
- 英語試験の代わりに利用できる
- 加点などに利用される
など、さまざまなケースがあります。
そのため、
「TOEICを取っておけば大丈夫」
と考えるのではなく、
「自分の志望校では、どの資格を、どのように利用できるのか」
まで確認することが重要です。
また、スコアの有効期限などが設定されている場合もあるため、募集要項の記載を確認しましょう。
⑥試験日を確認する
当然ですが、試験日も必ず確認しましょう。
ただし、試験日だけを確認して終わりにしないことが重要です。
試験までの流れを、
出願
↓
筆記試験
↓
面接・口頭試問
↓
合格発表
というように整理しておきましょう。
また、試験日が分かったら、カレンダーなどに登録しておくのもおすすめです。
試験日から逆算すれば、
「あと半年しかない」
「そろそろ過去問を始めたほうがいい」
など、勉強計画も立てやすくなります。
⑦出願期間を確認する
試験日と同じくらい重要なのが、出願期間です。
大学編入では、
「試験日を覚えていたのに、出願するのを忘れていた」
ということがないように注意しましょう。
特に、
出願開始日
出願締切日
を確認してください。
さらに、郵送の場合は、
- 必着なのか
- 消印有効なのか
など、提出方法について条件が設定されている場合があります。
オンライン出願の場合も、入力だけで終わるのか、書類の郵送が必要なのかなどを確認しましょう。
ここも大学によって違うので、募集要項の記載をそのまま確認することが大切です。
⑧必要書類を確認する
募集要項では、出願に必要な書類も確認できます。
例えば、
- 成績証明書
- 在学証明書
- 単位修得証明書
- 志望理由書
- 自己推薦書
- 英語資格の証明書
などがあります。
必要書類は大学によって異なるため、
「他の大学で必要だったから、この大学でも必要だろう」
と考えないようにしましょう。
また、証明書などは現在通っている大学に発行してもらう必要がある場合があります。
発行に時間がかかることもあるため、必要書類は早めに確認しておくことがおすすめです。
出願書類については、次の記事で詳しく解説します。
⑨過去問を確認する
募集要項で試験科目を確認したら、大学公式サイトなどで過去問もチェックしましょう。
募集要項には「英語」「専門科目」「小論文」など、試験科目が書かれていることがあります。
しかし、それだけでは、
「実際にどんな問題が出るのか」
までは分かりません。
そこで、募集要項で試験科目を確認したうえで、過去問を見て出題形式や難易度を確認します。
しかし、それだけでは、
「実際にどんな問題が出るのか」
までは分かりません。
例えば専門科目でも、
- 用語説明
- 論述
- 計算問題
- 資料の読み取り
など、さまざまな形式があります。
そのため、
募集要項で試験科目を確認する
↓
過去問で出題形式を確認する
という流れがおすすめです。
過去問の使い方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→大学編入の過去問はいつから使う?入手方法・使い方・分析方法を初心者向けに解説
⑩注意事項を確認する
最後に、募集要項の注意事項も確認しましょう。
初心者の場合、
「出願資格と試験科目だけ見ればいい」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、募集要項には、
- 書類の提出方法
- 証明書に関する条件
- 写真
- 試験会場
- 試験当日の注意
- その他の出願条件
などが記載されていることがあります。
そのため、必要な部分を確認した後は、最後まで一度目を通しておくことをおすすめします。
募集要項を見る順番
募集要項を初めて見る人は、次の順番で確認すると分かりやすいでしょう。
①出願資格
↓
②編入年次・必要単位
↓
③試験科目
↓
④英語資格
↓
⑤試験日
↓
⑥出願期間
↓
⑦必要書類
↓
⑧過去問
↓
⑨注意事項
最初から全部を暗記する必要はありません。
まず、
「自分は受験できるのか?」
を確認し、
次に、
「何を準備して、いつまでに何をすればいいのか?」
を確認していきましょう。
募集要項を見たらチェックリストを作ろう
募集要項を確認するときは、自分用のチェックリストを作っておくと便利です。
| 確認項目 | チェック |
|---|---|
| 出願資格 | □ |
| 編入年次 | □ |
| 必要単位 | □ |
| 試験科目 | □ |
| 英語資格 | □ |
| 試験日 | □ |
| 出願期間 | □ |
| 必要書類 | □ |
| 過去問 | □ |
| 注意事項 | □ |
さらに、
「自分の場合はどうなのか?」
まで書いておくと分かりやすくなります。
例えば、
必要単位:○単位
現在の取得単位:○単位
TOEIC:○点
出願期間:○月○日〜○月○日
試験日:○月○日
というように、自分の状況を整理しておくと、準備漏れを防ぎやすくなります。
募集要項の内容が分からないときはどうする?
募集要項を読んでいて、
「この条件って自分の場合どうなるんだ?」
と分からなくなることもあります。
その場合は、大学の入試担当部署などに問い合わせる方法があります。
特に、
- 自分が出願資格を満たしているか
- 単位が条件を満たすか
- 証明書について分からない
- 英語資格の扱いが分からない
など、自分の状況に当てはめないと判断できないことは、大学に確認するのも一つの方法です。
ただし、問い合わせる前に、まず募集要項を確認しましょう。
募集要項に書いてある内容を質問するのではなく、
「ここまで確認したけど、自分の場合はどうなるのか分からない」
という状態で問い合わせると、よりスムーズです。
SNSや過去の体験談だけで判断しない
大学編入について調べていると、SNSやブログなどで受験体験談を見つけることがあります。
こうした体験談は、
- 勉強方法
- 受験生活
- 試験の雰囲気
- 実際に困ったこと
などを知るうえで参考になります。
ただし、
体験談はあくまで参考情報です。
例えば、
「去年はTOEIC○点で受かった」
「○単位あれば出願できた」
という情報があったとしても、それが自分の受験年度にも当てはまるとは限りません。
大学の入試制度は変更される可能性があります。
そのため、
体験談 → 参考にする
最新の募集要項 → 最終確認する
という使い分けがおすすめです。
私自身も募集要項の確認は重要だと感じました
私自身、編入試験を何度も受験してきました。
編入試験を目指していると、どうしても、
「英語を勉強しなきゃ」
「専門科目を勉強しなきゃ」
「過去問を解かなきゃ」
と、勉強そのものに意識が向きやすくなります。
しかし、大学編入では、そもそも自分が受験できるのか、何を準備しなければいけないのかを確認することも重要です。
特に出願資格や必要単位、試験科目などを確認しないまま勉強を始めてしまうと、後から、
「この条件を満たしていなかった」
「この試験科目も必要だった」
ということになる可能性があります。
だからこそ、これから編入を目指す人には、
まず募集要項を確認してから勉強を始める
ことをおすすめします。
募集要項を確認してから勉強を始めよう
大学編入の勉強を始めるなら、
募集要項
↓
過去問
↓
現在の自分の学力
↓
必要な教材
↓
勉強計画
という順番で考えると整理しやすくなります。
まず募集要項で試験科目を確認します。
次に過去問を見て、どんな問題が出ているのかを確認します。
そして現在の自分の学力と比較して、
「英語が足りない」
「専門科目の基礎が足りない」
「小論文を書く練習が必要」
など、自分の課題を見つけます。
そこから必要な教材を選び、勉強計画を立てていきます。
教材選びについては、こちらの記事も参考にしてください。
独学で勉強する場合の計画についてはこちら。
→ 大学編入は独学で合格できる?メリット・デメリットと勉強法を解説
募集要項を確認したら、次は出願書類を準備しよう
募集要項を確認すると、次に気になるのが、
「結局、出願するときに何を提出するの?」
という部分です。
成績証明書や在学証明書、単位修得証明書、志望理由書など、大学によって必要な書類は異なります。
そこで、次の記事では、
大学編入の出願書類は何が必要なのか
について詳しく解説します。
まとめ
大学編入を目指すなら、勉強を始める前に志望校の最新の募集要項を確認しましょう。
募集要項では、主に次のポイントを確認します。
- 出願資格
- 編入年次
- 必要単位
- 試験科目
- 英語資格
- 試験日
- 出願期間
- 必要書類
- 過去問
- 注意事項
特に重要なのが、
「自分は出願資格を満たしているのか」
という点です。
そのうえで、
「何を勉強する必要があるのか」
「いつまでに何を準備するのか」
を整理していきましょう。
大学編入では、大学によって試験制度や出願条件が異なります。
そのため、
「他の大学ではこうだった」
「SNSでこう書いてあった」
という情報だけで判断するのではなく、必ず自分が受験する大学の最新の募集要項を確認してください。
募集要項を見たら、
出願資格を確認する
↓
編入年次・単位を確認する
↓
試験科目を確認する
↓
英語資格を確認する
↓
試験日・出願期間を確認する
↓
必要書類を確認する
↓
過去問を確認する
↓
勉強計画を立てる
という流れで準備していきましょう。
募集要項は、ただ読むだけの資料ではありません。
「自分がその大学の編入試験を受けるためには、何が必要なのか」を確認するためのルールブックです。
まずは志望校の公式サイトを開いて、自分が受験する年度の最新の募集要項を確認するところから始めてみましょう。

コメント