「大学編入の英語って、どのくらい難しい?」
「大学受験の英語と同じように勉強すればいい?」
「TOEICや英検の勉強も必要?」
大学編入を考えている人の中には、英語の難易度が気になっている人も多いでしょう。
大学編入試験では、大学・学部によって英語の扱いが大きく異なります。
筆記試験として英語を課す大学もあれば、TOEICなどの外部試験を利用する大学、英語を課さない大学もあります。
さらに、筆記試験の内容も、
- 長文読解
- 英文和訳
- 語彙・文法
- 英作文
- 専門分野に関する英文
など、大学によってさまざまです。
では、大学編入の英語は一般入試と比べてどのくらい難しいのでしょうか。
この記事では、大学編入の英語について、一般入試との違い、出題されやすい内容、必要な英語力、勉強法まで整理していきます。

🦊ネクからひとこと
編入の英語は、「大学受験と同じ」とも「簡単」とも言い切れない。
大学によって問題のタイプがかなり違うから、まずは志望校の過去問を見ることが大切。
英語が苦手でも、出題される内容が分かれば対策はできる。
大学編入の英語は難しい?
結論から言えば、
大学によって難易度がかなり違います。
「大学編入の英語は○○レベル」と一括りにすることはできません。
例えば、基本的な英文読解が中心の大学もあれば、大学レベルの専門的な英文を読ませる大学もあります。
そのため、
編入試験だから難しい
というより、
志望大学がどのような英語問題を出すのか
を見ることが重要です。
同じ「英語」という科目でも、必要になる力は大学によって変わります。
一般入試の英語との違い
大学受験の一般入試では、大学・入試方式によって異なりますが、単語・文法・長文読解などを幅広く問われることが多いでしょう。
一方、編入試験では、
長文読解や英文和訳を重視する問題
が出題されることがあります。
特に、大学で学ぶ専門分野に関連した英文を読ませるケースでは、単純な受験英語だけでは対応しにくいこともあります。
例えば経済学部なら経済に関する英文、社会学部なら社会問題に関する英文などです。
つまり、
英語そのものの知識+文章の内容を読み取る力
が必要になる場合があります。
長文読解が重要になることも
編入英語で対策しておきたいのが、
英文を正確に読む力
です。
単語を一つずつ訳せても、文章全体の意味が分からなければ問題には答えられません。
特に長文では、
- 主張は何か
- 具体例は何を説明しているか
- 代名詞が何を指しているか
- 文と文がどうつながっているか
といったことを読み取る必要があります。
そのため、単語帳だけをひたすら覚えるのではなく、実際の英文を読む練習も必要です。
英文和訳が出る大学もある
編入試験では、
英文和訳
が出題されることもあります。
このタイプでは、単に英文の内容を理解するだけではなく、
日本語として自然に訳す力
も求められます。
例えば、
主語と動詞を見つける
↓
修飾関係を整理する
↓
英文の構造を理解する
↓
日本語にする
という作業が必要になります。
長文を読んで大まかな意味をつかむだけではなく、一文を正確に読む練習もしておきましょう。
TOEICなどを利用する大学もある
大学によっては、英語の筆記試験ではなく、
TOEICなどの外部英語試験
を利用する場合があります。
この場合は、編入試験専用の英語問題を解くというより、指定された資格・スコアを取得することが重要になります。
ただし、
「TOEICを勉強すれば、どの大学にも対応できる」
とは限りません。
筆記試験を採用している大学なら、長文読解や和訳など、その大学独自の対策も必要です。
英語が苦手でも編入できる?
もちろん可能です。
ただし、志望校が英語を課しているなら、英語を避けて合格することはできません。
だからこそ、早い段階で自分の現在の英語力を確認しておくことが大切です。
例えば過去問を一度解いて、
「単語が分からない」
「文法が分からない」
「文章の構造が読めない」
「内容は分かるけど時間が足りない」
など、自分の弱点を分けてみましょう。
弱点が分かれば、必要な勉強も見えてきます。
まず単語を固める
英文を読むうえで土台になるのが、
英単語
です。
知らない単語が多すぎると、長文を読んでも内容が入ってきません。
ただし、編入対策だからといって最初から難単語ばかり覚える必要はありません。
まずは、
高校レベルの基本単語
をしっかり固めましょう。
そのうえで、志望校の過去問に出てくる単語や専門分野の語彙を追加していくと効率的です。
文法は「問題を解くため」だけではない
文法も重要です。
特に、
英文の構造を理解するための文法
を身につけておきたいところです。
例えば、
「このthatは何を指しているのか」
「このto不定詞はどこにかかっているのか」
「この文の主語と動詞はどれなのか」
といったことが分かると、長い英文でも読みやすくなります。
編入英語では、文法問題のためだけに文法を勉強するのではなく、読解につなげる意識を持つといいでしょう。
過去問を最優先する
大学編入の英語対策で最も重要なのは、
志望校の過去問を確認すること
です。
例えば、
A大学
→ 長文読解中心
B大学
→ 英文和訳中心
C大学
→ TOEICスコア提出
というように、大学によって対策が変わります。
「編入英語」という一つの問題集だけで全部対応しようとするより、志望校の出題形式から逆算するほうが効率的です。
一般入試の教材は使える?
使えます。
むしろ基礎固めには、大学受験向けの英単語帳や文法教材が役立ちます。
ただし、それだけで終わりにしないことが重要です。
一般的な教材で基礎を作る
↓
志望校の過去問を解く
↓
出題形式を確認する
↓
不足している部分を補強する
という流れがおすすめです。
専門分野の英文にも慣れておく
志望学部によっては、専門分野に関連した英文が出題されることがあります。
その場合、
英語+専門知識
の両方が必要になることがあります。
例えば経済系なら、
economy
market
inflation
employment
など、専門分野でよく使われる単語に慣れておくと英文を読みやすくなります。
ただし、最初から専門英語ばかり勉強する必要はありません。
まずは一般的な英語力を固め、その後に志望校の傾向に合わせていきましょう。
編入英語の勉強は「基礎→過去問」
迷ったら、基本的にはこの順番で進めればOKです。
① 英単語
↓
② 文法
↓
③ 英文解釈・長文読解
↓
④ 志望校の過去問
↓
⑤ 弱点補強
特に重要なのは、④の過去問です。
基礎ができてきたら、早めに一度過去問を見てみましょう。
「まだ解けないから後でいい」と思わず、どんな問題が出るのかを知るために見るだけでも意味があります。
まとめ
大学編入の英語は、
「編入だから○○レベル」
と決められるものではありません。
大学によって、
- 長文読解
- 英文和訳
- 語彙・文法
- 英作文
- 専門分野の英文
- TOEICなどの外部試験
など、出題方法が異なります。
そのため、まず確認したいのは、
「自分の志望大学では、どんな英語が出るのか」
ということです。
一般入試向けの教材で基礎を固めることはできますが、最終的には志望校の過去問に合わせた対策が必要になります。
英語が苦手な人も、
単語 → 文法 → 読解 → 過去問
と一つずつ進めていけば大丈夫です。
「編入英語は難しい」と最初から決めつけるのではなく、まず過去問を見て、
「何ができれば合格に近づけるのか」
を確認してみましょう。
※英語の試験科目、出題形式、外部試験の利用条件などは大学・学部・学科・年度によって異なります。受験する際は、必ず最新の募集要項と過去問・大学公式情報を確認してください。

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