大学編入の専門科目対策では、過去問を「解くための問題」として使うことが多いと思います。
もちろん実際に問題を解くことは大切です。
ただ、過去問は解いた後に答案を分析することでも大きな意味があります。
「なぜこの問題に答えられなかったのか」まで確認すると、自分に足りないものが見えてきます。
今回は、大学編入の専門科目で過去問を使うときの、答案分析の方法について紹介します。

🦊ネクからひとこと
過去問は「何点取れたか」だけを見るともったいないよ。
間違えた理由まで確認すると、次に何を勉強すればいいのかが分かってくる!
まずは時間を測って解く
最初は本番に近い状態で過去問を解いてみましょう。
できれば、
- 制限時間を決める
- 参考書を見ない
- 分からない問題も一度自分で考える
- 実際に答案を書く
という形がおすすめです。
知識を確認するために参考書を見ながら解くのではなく、今の自分がどこまでできるのかを確認することが目的です。
点数だけで判断しない
過去問を解いたら、まず採点します。
しかし、ここで「60点だった」「80点だった」と終わらせないことが大切です。
例えば同じ10点の失点でも、
知識がなかった
のか、
知識はあったけど説明できなかった
のか、
時間が足りなかった
のかでは、必要な対策が変わります。
そのため、答案を見ながら「なぜこの点数になったのか」を確認します。
間違いを原因別に分ける
答案を分析するときは、間違えた問題をいくつかのパターンに分けると分かりやすくなります。
例えば、
① 知識がなかった
そもそも用語や理論を知らなかった場合です。
この場合は、参考書や教科書に戻って知識を補います。
② 知識はあったが説明できなかった
用語の意味は分かっていても、答案として文章にできない場合です。
この場合は、知識を覚えるだけでなく、自分の言葉で説明する練習が必要になります。
③ 問題の意味を理解できなかった
何を聞かれているのか分からなかった場合です。
専門用語や問題文の読み取りが不十分な可能性があります。
④ 答案の書き方に問題があった
知識自体は合っていても、説明不足だったり、論点がずれていたりする場合です。
この場合は、答案の構成や書き方を見直します。
⑤ 時間が足りなかった
最後まで解き切れなかった場合は、知識だけでなく時間配分も確認します。
このように分類すると、単純な「間違い」が具体的な課題に変わります。
模範解答と自分の答案を比較する
模範解答がある場合は、自分の答案と比較してみましょう。
ここで見るのは、単純に「答えが合っているか」だけではありません。
- 必要な用語が入っているか
- 問われている内容に答えているか
- 説明が足りているか
- 余計なことを書いていないか
- 論理の流れが分かりやすいか
などを確認します。
自分では十分だと思っていた答案でも、比較してみると「ここまで書く必要があったのか」と気づくことがあります。
答案分析から次の勉強を決める
答案分析をしたら、そこで終わりではありません。
分析結果を次の勉強につなげます。
例えば、
用語を知らない
→ 用語・基礎知識を復習する
知識はあるが説明できない
→ 用語説明や論述の練習をする
論点がずれる
→ 問題文で何を聞かれているか確認する練習をする
時間が足りない
→ 時間を意識して答案を書く
というように、原因に合わせて対策を変えます。
これを繰り返すことで、過去問が単なる「実力チェック」ではなく、自分の弱点を発見する教材になります。
同じ問題をもう一度解いてみる
一度解いた過去問も、復習した後にもう一度解いてみましょう。
特に、最初にうまく答えられなかった問題を再度解くことで、
「本当に理解できたのか」
を確認できます。
答えを覚えているだけではなく、問題を少し変えられても説明できる状態を目指すことが大切です。
まとめ
大学編入の専門科目で過去問を使うときは、点数だけを見るのではなく、答案を分析することが重要です。
基本的には、
過去問を解く → 採点する → 間違いの原因を確認する → 模範解答と比較する → 次の勉強を決める
という流れで進めます。
「何点だったか」だけではなく、「なぜその答案になったのか」まで見る。
それができるようになると、過去問を使った勉強の質も変わってきます。

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