「大学編入をしたいけど、何から始めればいい?」
「編入試験って、出願してからどんな流れで進むの?」
「勉強を始めるタイミングはいつ?」
「出願した後は何をすればいい?」
大学編入を考え始めた人の中には、試験までの全体的な流れが分からないという人も多いのではないでしょうか。
一般的な大学受験とは違い、大学編入では、
- 志望校の情報収集
- 募集要項の確認
- 過去問の確認
- 試験勉強
- 出願書類の準備
- 出願
- 筆記試験
- 面接・口頭試問
- 合格発表
など、やることがたくさんあります。
しかも、大学編入は大学・学部によって試験内容や出願条件が大きく異なります。
そのため、
「とりあえず勉強を始めればいい」
と考えるのではなく、まず全体の流れを把握しておくことが大切です。
この記事では、大学編入の出願から試験までの流れを初心者向けに、
- 大学編入を考え始めたら何をするのか
- 志望校はどうやって決めるのか
- 募集要項はいつ確認するのか
- 過去問はいつ見るのか
- 勉強はいつから始めるのか
- 出願書類はいつ準備するのか
- 出願後は何をするのか
- 筆記試験や面接では何があるのか
- 合格発表までの流れ
について、順番に解説します。

🦊ネクからひとこと
大学編入って、最初は
「結局、何から始めればいいの?」
ってなりやすいよね。
でも、最初から全部やろうとしなくて大丈夫。
まずは、
情報収集
↓
志望校を決める
↓
募集要項を見る
↓
過去問を見る
↓
勉強する
↓
出願する
↓
試験を受ける
↓
合格発表
という大きな流れを知っておこう!
あとは、自分の志望校に合わせて、
必要な準備を一つずつ進めればOK。
「何をすればいいか分からない」状態から、
「次にこれをやればいい」と分かる状態にすることが大切だよ!
大学編入の基本的な流れ
まず、大学編入の大まかな流れを確認しておきましょう。
基本的には、
情報収集
↓
志望校決定
↓
募集要項確認
↓
過去問確認
↓
現在の学力を確認
↓
試験勉強
↓
出願書類の準備
↓
出願
↓
筆記試験
↓
面接・口頭試問
↓
合格発表
という流れになります。
ただし、すべての大学がこの流れになるとは限りません。
大学によって、
- 出願時期
- 試験科目
- 英語資格の提出
- 面接の有無
- 口頭試問の有無
- 試験日程
- 出願書類
などが異なります。
そのため、この記事では一般的な流れを紹介しますが、実際に受験するときは必ず志望校の最新の募集要項を確認してください。
①大学編入について情報収集する
大学編入を考え始めたら、まずは情報収集から始めましょう。
例えば、
- どの大学に編入できるのか
- 何年次に編入できるのか
- どんな学部があるのか
- 試験科目は何なのか
- 出願資格は何なのか
- 英語資格は必要なのか
- どのくらいの勉強が必要なのか
などを調べます。
最初から一つの大学に決める必要はありません。
まずは自分が興味のある大学や学部をいくつか調べてみましょう。
大学編入についてまだよく分からない人は、こちらの記事から読むのもおすすめです。
→大学編入とは?初心者向けに仕組み・メリット・デメリットをわかりやすく解説
情報収集で注意したいこと
大学編入について調べていると、SNSやブログ、YouTubeなどでさまざまな情報を見つけることがあります。
こうした情報は、
- 実際の勉強方法
- 受験生活
- 試験の雰囲気
- 合格までの体験
などを知るうえでは役立ちます。
ただし、入試制度については必ず大学公式の情報を確認してください。
過去の受験生が書いた情報が、現在の入試制度にも当てはまるとは限りません。
基本的には、
体験談・SNS → 参考にする
大学公式サイト・最新の募集要項 → 最終確認する
と考えておきましょう。
②志望校を決める
情報収集をしたら、次に志望校を決めます。
大学編入では、
「有名な大学だから」
「偏差値が高いから」
という理由だけで決めるのではなく、
「自分はその大学で何を学びたいのか」
も考えてみましょう。
例えば、
- 興味のある専門分野がある
- 学びたい授業がある
- 研究したいテーマがある
- 興味のある先生がいる
- 将来の進路につながる
などです。
特に編入試験では、面接や志望理由書などで、
「なぜこの大学に編入したいのか」
を聞かれることがあります。
そのため、志望校を決める段階から、
「なぜこの大学なのか?」
を考えておくと、後の出願準備にもつながります。
③募集要項を確認する
志望校が決まったら、募集要項を確認します。
ここは非常に重要です。
募集要項では、
- 出願資格
- 編入年次
- 必要単位
- 試験科目
- 英語資格
- 試験日
- 出願期間
- 必要書類
- その他の注意事項
などを確認できます。
まずは、
「自分はこの大学の編入試験を受験できるのか?」
を確認しましょう。
そのうえで、
「何を勉強する必要があるのか?」
を確認します。
募集要項の詳しい確認方法については、こちらの記事で解説しています。
→大学編入の募集要項はどこを見る?確認すべきポイントを初心者向けに解説
④過去問を確認する
募集要項を確認したら、次に過去問を見てみましょう。
ここで重要なのは、
「過去問は試験直前まで取っておくもの」ではない
ということです。
勉強を始める前に一度確認しておくことで、
「この大学では、どんな問題が出るのか」
を知ることができます。
例えば、
専門科目なら、
- 用語説明
- 論述
- 計算問題
- 資料問題
など、さまざまな出題形式があります。
英語なら、
- 長文読解
- 和訳
- 英作文
- 文法
- 語彙
などが考えられます。
過去問を見ることで、
「何を勉強すればいいのか」
が具体的になります。
過去問については、こちらの記事も参考にしてください。
→大学編入の過去問はいつから使う?入手方法・使い方・分析方法を初心者向けに解説
⑤現在の自分の学力を確認する
過去問を見たら、次に現在の自分の実力を確認します。
ここで、
「自分は何ができて、何ができないのか?」
を考えてみましょう。
例えば、
英語の長文はある程度読める
↓
でも単語が足りない
あるいは、
専門科目の用語は分かる
↓
でも論述問題になると書けない
というように、自分の課題を具体的にします。
重要なのは、
「なんとなく勉強が足りない」
で終わらせないことです。
「単語が足りない」
「専門科目の基礎知識が足りない」
「論述の練習が足りない」
など、できるだけ具体的にしましょう。
⑥必要な教材を選ぶ
自分の課題が分かったら、必要な教材を選びます。
基本的には、
志望校の過去問
↓
自分の弱点を確認
↓
必要な教材を選ぶ
という順番がおすすめです。
例えば英語なら、
英単語
↓
英文法
↓
英文解釈
↓
長文読解
というように、必要な部分から勉強します。
専門科目なら、
大学の教科書
↓
参考書・専門書
↓
問題演習
↓
過去問
などを組み合わせます。
教材についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
⑦試験勉強を始める
必要な教材が決まったら、いよいよ本格的な試験勉強を始めます。
大学編入の勉強では、
インプット
↓
問題演習
↓
復習
↓
過去問
という流れを意識しましょう。
例えば英語なら、単語や文法を覚えるだけで終わらず、実際に長文を読んでみます。
専門科目なら、教科書を読むだけでなく、実際に問題を解いてみましょう。
小論文なら、書き方を学ぶだけでなく、実際に答案を書きます。
つまり、
「知っている」
から、
「問題を解ける」
状態にすることが重要です。
⑧出願書類を準備する
勉強と並行して、出願書類の準備も進めます。
大学によっては、
- 成績証明書
- 在学証明書
- 単位修得証明書
- 志望理由書
- 自己推薦書
- TOEICなどの英語資格証明書
- その他大学指定書類
などが必要になります。
特に証明書は、現在通っている大学から発行してもらう必要がある場合があります。
そのため、
「出願期間が始まってから準備すればいい」
とは限りません。
必要書類は早めに確認しておきましょう。
出願書類については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑨志望理由書・自己推薦書を作成する
出願書類の中でも、特に時間をかけたいのが志望理由書や自己推薦書です。
例えば志望理由書なら、
これまで何を学んできたか
↓
なぜ編入したいのか
↓
なぜその大学なのか
↓
編入後に何を学びたいのか
↓
将来どうしたいのか
という流れで整理すると書きやすくなります。
最初から完璧な文章を書く必要はありません。
まずは自分の考えを箇条書きにして、その後文章にしていきましょう。
また、可能であれば大学の先生や友人など、第三者に読んでもらうのもおすすめです。
志望理由書についてはこちらの記事も参考にしてください。
→大学編入の志望理由書の書き方|構成・例文・NG例を初心者向けに解説
⑩出願する
準備ができたら、いよいよ出願です。
ここで注意したいのが、
出願期間と提出方法です。
例えば郵送の場合でも、
- 必着
- 消印有効
など、条件が異なる場合があります。
また、オンライン出願の場合でも、
オンラインで入力するだけではなく、書類の郵送が必要
というケースがあります。
そのため、
「出願したつもりだったけど、書類を送っていなかった」
ということがないように注意しましょう。
出願前には、
- 必要書類
- 記入漏れ
- 提出方法
- 出願期間
- 証明書の発行日
- 大学指定の様式
などをもう一度確認します。
⑪試験直前の準備をする
出願が終わったら、試験本番に向けて仕上げていきます。
この時期は、新しい教材を次々と増やすより、
- 過去問
- 間違えた問題
- 苦手分野
- 頻出分野
- 暗記が必要な知識
- 志望理由書
などを重点的に確認しましょう。
特に面接がある場合は、
「なぜこの大学なのか?」
「編入後に何を学びたいのか?」
など、自分の考えを言葉にできるようにしておきます。
⑫筆記試験を受ける
そして、いよいよ筆記試験です。
大学によって内容は異なりますが、
- 英語
- 専門科目
- 小論文
などの試験が行われる場合があります。
試験当日は、勉強だけでなく、
- 試験会場
- 集合時間
- 持ち物
- 交通手段
なども事前に確認しておきましょう。
特に遠方の大学を受験する場合は、前日までの移動や宿泊についても早めに準備しておくと安心です。
⑬面接・口頭試問を受ける
筆記試験とあわせて、面接や口頭試問が行われる大学もあります。
面接では、
- なぜ編入したいのか
- なぜこの大学なのか
- 編入後に何を学びたいのか
- 現在の大学で何を学んでいるのか
- 将来何をしたいのか
などを聞かれる可能性があります。
口頭試問では、専門分野について質問される場合もあります。
重要なのは、志望理由書に書いた内容と、実際に話す内容を一致させることです。
そのため、出願書類を書いた段階から、
「この内容を面接で聞かれたら、どう答えるか?」
まで考えておきましょう。
⑭合格発表を待つ
試験が終わったら、最後は合格発表です。
合格発表の方法や日時は大学によって異なります。
例えば、
- 大学公式サイトで発表
- Web上で確認
- 掲示板で発表
- 合格通知が郵送される
などがあります。
必ず募集要項に記載されている方法を確認しておきましょう。
大学編入の勉強はいつから始めればいい?
ここで気になるのが、
「結局、いつから勉強すればいいの?」
ということではないでしょうか。
結論としては、早く始められるなら早いほうが有利です。
特に、
- 英語が苦手
- 専門科目の知識がない
- 小論文を書いた経験がない
- TOEICなどの資格が必要
という場合は、基礎から勉強する時間が必要になります。
例えば、
試験まで1年以上ある場合
基礎固めを中心に進めます。
英語なら単語・文法など、専門科目なら大学の授業や教科書などを活用します。
試験まで半年程度の場合
基礎だけでなく、問題演習や過去問にも取り組みます。
試験まで3か月程度の場合
過去問や苦手分野を中心に、試験で点数を取るための勉強に切り替えていきます。
ただし、これはあくまで目安です。
大学や現在の学力によって必要な勉強時間は変わります。
大学編入では「勉強」と「出願準備」を並行する
大学編入で意識したいのが、
勉強だけしていればいいわけではない
ということです。
例えば、
試験勉強をする
+
TOEICを受験する
+
志望理由書を作る
+
証明書を準備する
+
過去問を確認する
というように、複数の準備を並行して進める必要があります。
だからこそ、試験日から逆算して、
「今月は何をするのか」
を決めておくと管理しやすくなります。
大学編入の年間スケジュールをイメージしてみよう
大学によって試験時期は違いますが、例えば次のようなイメージです。
試験の1年以上前
- 大学編入について情報収集
- 志望校を探す
- 募集要項を確認
- 過去問を確認
- 現在の学力を確認
- 勉強を開始
試験の半年〜1年前
- 基礎学習
- 問題演習
- 英語資格の取得
- 専門科目の勉強
- 志望理由を整理
試験の3〜6か月前
- 過去問演習
- 苦手分野の克服
- 小論文・論述対策
- 面接準備
- 出願書類の確認
出願時期
- 証明書の取得
- 志望理由書作成
- 自己推薦書作成
- 必要書類の確認
- 出願
試験直前
- 過去問
- 苦手分野
- 間違えた問題
- 面接練習
- 試験会場・持ち物確認
試験当日
筆記試験
↓
面接・口頭試問
試験後
合格発表
という流れです。
ただし、大学によって日程や試験内容は異なるので、必ず志望校の募集要項を基準にしてください。
大学編入でよくある失敗
ここでは、編入試験の準備でありがちな失敗を紹介します。
①いきなり勉強を始める
志望校や試験科目を確認せずに勉強を始めると、必要のない勉強をしてしまう可能性があります。
まずは募集要項と過去問を確認しましょう。
②過去問を見るのが遅すぎる
過去問は直前期だけに使うものではありません。
早い段階で出題傾向を確認して、勉強の方向性を決めましょう。
③出願準備を後回しにする
証明書の取得や志望理由書の作成には時間がかかる場合があります。
試験勉強と並行して準備しましょう。
④SNSの情報だけで判断する
過去の受験生の情報が、現在の入試制度にも当てはまるとは限りません。
最終的には大学公式の最新情報を確認してください。
⑤試験直前に教材を増やす
試験直前になって新しい参考書を大量に始めると、消化不良になることがあります。
直前期は、今まで使ってきた教材や過去問を中心に復習しましょう。
⑥面接対策を最後まで放置する
面接がある大学では、筆記試験だけでなく、面接対策も必要です。
志望理由書を書いた段階から、実際に声に出して話す練習をしておきましょう。
大学編入の準備で迷ったら「次にやること」を一つ決めよう
大学編入は、やることが多く見えるため、
「何からやればいいか分からない」
状態になりやすいです。
そんなときは、全部を一度にやろうとする必要はありません。
例えば、
今日は志望校を3校調べる
↓
明日は募集要項を見る
↓
次に過去問を確認する
↓
自分の弱点を整理する
↓
必要な教材を選ぶ
というように、一つずつ進めていきましょう。
大切なのは、
「編入試験の準備を全部終わらせる」
ではなく、
「次に何をすればいいのか分かっている状態」
を作ることです。
大学編入の全体像をチェックリストにしよう
最後に、大学編入の準備をチェックリストにまとめます。
情報収集
- □ 大学編入について調べる
- □ 編入できる大学・学部を探す
- □ 志望校候補を決める
志望校決定
- □ 志望校を決める
- □ 学びたい分野を確認する
- □ 編入後に学びたいことを整理する
募集要項
- □ 出願資格を確認
- □ 編入年次を確認
- □ 必要単位を確認
- □ 試験科目を確認
- □ 英語資格を確認
- □ 試験日を確認
- □ 出願期間を確認
試験対策
- □ 過去問を確認
- □ 現在の学力を確認
- □ 必要な教材を選ぶ
- □ 勉強計画を立てる
- □ 試験勉強を進める
出願準備
- □ 必要書類を確認
- □ 証明書を取得
- □ 志望理由書を作成
- □ 自己推薦書などを作成
- □ 英語資格の証明書を準備
- □ 提出方法を確認
- □ 出願期限を確認
試験前
- □ 過去問を解く
- □ 苦手分野を復習
- □ 面接練習
- □ 試験会場を確認
- □ 持ち物を確認
- □ 交通手段を確認
本番
- □ 筆記試験
- □ 面接
- □ 口頭試問
試験後
- □ 合格発表を確認
まとめ
大学編入の出願から試験までの流れは、基本的に、
情報収集
↓
志望校決定
↓
募集要項確認
↓
過去問確認
↓
現在の学力を確認
↓
試験勉強
↓
出願書類の準備
↓
出願
↓
筆記試験
↓
面接・口頭試問
↓
合格発表
という流れになります。
ただし、大学によって、
- 出願資格
- 試験科目
- 英語資格
- 出願期間
- 試験日
- 必要書類
- 面接・口頭試問の有無
などが異なります。
そのため、この記事の流れをそのまま当てはめるのではなく、必ず志望校の最新の募集要項を確認してください。
大学編入を始めるなら、まずは、
情報収集
↓
志望校を決める
↓
募集要項を見る
↓
過去問を見る
ところから始めてみましょう。
そこから、
「自分には何が足りないのか?」
を考えて、必要な勉強や教材を決めます。
そして、試験勉強と並行して、出願書類の準備も進めていきます。
大学編入は、一般的な大学受験と比べて情報が少なく、
「何をすればいいのか分からない」
と感じることもあるかもしれません。
しかし、全体の流れが分かってしまえば、一つずつ準備を進めることができます。
大学編入を考え始めたばかりなら、まずは志望校の公式サイトを確認し、最新の募集要項を探すところから始めてみましょう。
そして、
「次に何をすればいいのか」
を一つずつ決めて、合格に向けて準備を進めていきましょう。

コメント