「経済学部の編入試験では何が出る?」
「経済学・経営学・商学はどこまで勉強すればいい?」
「専門科目はどんな問題が出る?」
「他学部から経済・経営・商学部へ編入したい」
経済・経営・商学部への大学編入を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人もいると思います。
経済・経営・商学部編入で注意したいのが、大学によって専門科目の内容や試験形式がかなり異なることです。
経済学を中心に出題する大学もあれば、経営学や簿記を課す大学、複数の専門科目から選択する大学もあります。
例えば創価大学の編入学試験では、経済学部で「経済学」、経営学部で「経営学」が専門科目として設定されています。
また、福島大学経済経営学類では、マクロ・ミクロ経済学、政治経済学、経営学、簿記などが専門科目として設定されています。
一方、大学によっては専門科目ではなく、小論文や面接を中心に選考する場合もあります。
つまり、
「経済・経営・商学部編入=経済学だけ勉強すればいい」
とは限りません。
この記事では、
- 経済・経営・商学部編入の専門科目とは
- 経済学で出題される分野
- 経営学で出題される分野
- 商学・簿記で出題される分野
- 専門科目の勉強法
- 過去問の使い方
- 小論文・面接対策
- 他学部から編入する場合
- 編入後の単位に関する注意点
について解説します。

🦊ネクからひとこと
経済・経営・商学部編入では、最初に志望大学の試験科目を確認しよう。
経済学、経営学、簿記など、大学によって必要な勉強は違う。
だから、いきなり参考書を最初から勉強するのではなく、
募集要項 → 過去問 → 出題範囲
の順番で確認するのがおすすめ。
専門科目がある場合も、出題される分野を絞ってから勉強することが大切。
経済・経営・商学部編入の専門科目とは?
経済・経営・商学部の編入試験では、大学で学ぶ専門知識を問う試験が行われる場合があります。
代表的な科目としては、
- 経済学
- 経営学
- 商学
- 簿記・会計
- 経済史
- 経営史
- 統計・経済数学
などがあります。
ただし、すべての大学でこれらが出題されるわけではありません。
例えば高崎経済大学の経済学部編入では、英語に加えて「経済学の基礎問題」「経営学の基礎問題」が公開されています。
また、和光大学では経済学科で「経済学基礎」「経済史」、経営学科で「基本経営学」「経営基本管理」が編入学試験の科目になっています。
このように、学部名だけで試験科目を判断しないことが重要です。
経済学で出題される分野
経済学では、主に次のような分野が出題されます。
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 経済学の基礎
- 経済史
- 国際経済学
- 公共経済学
- 統計・経済数学
特に編入試験では、ミクロ経済学・マクロ経済学の基礎が重要になる場合があります。
例えば、
「需要と供給の関係を説明しなさい」
「GDPとは何か説明しなさい」
といった知識問題だけでなく、計算やグラフを使った問題が出ることもあります。
そのため、経済学を勉強する場合は、
用語を覚える → 理論を理解する → 問題を解く
という順番で進めるとよいでしょう。
経営学で出題される分野
経営学では、
- 経営組織論
- 経営戦略論
- マーケティング
- 組織行動
- 人的資源管理
- 生産管理
- 経営管理
- コーポレート・ガバナンス
などがテーマになります。
例えば、
「経営戦略とは何か」
「企業組織にはどのような形態があるか」
といった問題では、用語の意味だけでなく、特徴や違いまで説明できるようにしておく必要があります。
経営学は経済学と比べて計算が少ない傾向がありますが、理論を文章で説明する力が重要になります。
商学・簿記で出題される分野
商学系では、
- マーケティング
- 流通
- 商業
- 会計
- 簿記
- 財務
- 消費者行動
などが出題される場合があります。
特に簿記が試験科目に指定されている大学では、仕訳や財務諸表などの実際に問題を解く力が必要です。
福島大学経済経営学類でも、編入学試験の専門科目として経営学や簿記が設定されています。
そのため、簿記が指定されている場合は、用語を覚えるだけではなく、問題演習まで進めましょう。
経済・経営・商学部編入の専門科目はどこまで勉強する?
専門科目の範囲が広いため、
「全部勉強しなければいけないのでは?」
と不安になる人もいるでしょう。
しかし、最初からすべてを完璧にする必要はありません。
まず、
- 経済学が必要なのか
- 経営学が必要なのか
- 商学・簿記が必要なのか
- 選択科目なのか
- 記述式なのか
- 計算問題があるのか
を確認します。
そのうえで、過去問に出ている分野を優先して勉強するようにしましょう。
広島大学経済学部では、編入学試験の専門科目について、過去問だけでなく出題の意図や解答例も公開しています。
過去問を確認できる大学なら、まず問題を見ることから始めるのがおすすめです。
経済・経営・商学部編入の勉強法
専門科目対策は、次の流れで進めましょう。
STEP1 試験科目を確認する
まず募集要項を確認し、
何が試験に出るのか
を把握します。
「経済学」と書かれていても、ミクロ・マクロのどこまでなのか、数学が必要なのかなどを確認しましょう。
STEP2 過去問を見る
次に過去問を確認します。
例えば、
- ミクロ経済学が多い
- マクロ経済学が中心
- 経営戦略が頻出
- 簿記の計算問題がある
- 用語説明が多い
など、出題傾向を整理します。
STEP3 基礎を固める
出題範囲が分かったら、参考書や大学の教科書を使って基礎を勉強します。
この段階では、用語を見て説明できる状態を目指しましょう。
STEP4 問題演習をする
最後に過去問や問題集を使って、実際に問題を解きます。
経済学なら計算・グラフ、簿記なら仕訳、経営学なら論述など、試験形式に合わせた練習を行うことが重要です。
小論文・面接対策
経済・経営・商学部の編入では、専門科目だけでなく小論文や面接を課す大学もあります。
面接では、
- なぜ経済・経営・商学を学びたいのか
- なぜ編入したいのか
- なぜこの大学なのか
- 現在の大学では何を学んでいるのか
- 編入後に何を学びたいのか
- 将来何をしたいのか
などを説明できるようにしておきましょう。
特に、
「経済学に興味があります」
だけで終わらせず、
「経済学の中でも何を学びたいのか」
まで具体的にしておくと、志望理由を作りやすくなります。
他学部から経済・経営・商学部へ編入できる?
他学部から経済・経営・商学部への編入を目指せる大学もあります。
例えば、
法学 → 経済・経営
社会学 → 経営・マーケティング
情報系 → 経営・データ分析
文学 → 商学・マーケティング
など、現在の学びを編入後の専門分野につなげることができます。
ただし、出願資格や必要な既修科目は大学によって異なります。
また、編入後にどの程度単位を認定してもらえるかも確認しておきましょう。
日本大学経済学部でも、編入前に修得した単位をカリキュラムに照らして認定するため、特に経済・経営・金融以外の分野からの編入では、認定単位が少なくなる場合があると案内しています。
編入後の単位にも注意
経済・経営・商学部への編入では、
- 既修得単位の認定
- 必修科目
- 卒業に必要な単位
- ゼミ
- 卒業論文
- 編入後の履修計画
なども確認しておきましょう。
編入前の専攻によっては、専門科目の単位が十分に認定されないこともあります。
そのため、「合格できるか」だけでなく「編入後に2年間で卒業できるか」まで確認することが重要です。
まとめ
経済・経営・商学部編入の専門科目は、大学・学部・学科によって異なります。
主な分野としては、
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 経営学
- マーケティング
- 商学
- 簿記・会計
- 経済史・経営史
などがあります。
そのため、
①募集要項で試験科目を確認する
↓
②過去問から出題範囲を把握する
↓
③必要な基礎知識を勉強する
↓
④実際の試験形式で問題を解く
という順番で進めましょう。
経済・経営・商学部編入では、専門科目を全部勉強するのではなく、志望大学で必要な分野に絞ることが効率的です。
また、編入後の単位認定によって履修計画が変わる場合もあるため、試験対策だけでなく、卒業までの履修計画も事前に確認しておきましょう。
試験内容や出願資格は大学・年度によって変わるため、受験する年度の募集要項を必ず確認してください。









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